メルカリ物販基礎 6 仕入れ商品特質を見極める

記事
マネー・副業
セール品などを仕入れてメルカリで出品する場合の注意点

これは実際に私が陥った在庫を抱えてしまうという問題を抱えた事例です。

アウトレットの特大セールが近所のスーパーで行われていました。

定価19800の大型のおもちゃがクリスマス前に5500円にまで値下げされて売り出されていました。

当時の私はせどり初心者だったのでチャンスとばかりにその広告に食いついたのです。

そのおもちゃを3つ購入しました16500円で仕入れ。

そのごメルカリで出品、私の販売しているテキスト内の”山に落ちていた石を売る方法”を用いて商品の魅力をブラッシュアップ。

その時少し嫌な予感がしたのです・・・・。

私の思惑通り20件以上のいいねが付きすぐに売れるだろうと油断をしてその日は眠りにつきました。

次の日、市場を確認してみると、私と同じ商品を利益1000円前後の価格帯で投げ売りし出したユーザーが数人出現していて、私が仕入した商品価格が最低価格で飽和しました。

実はその商品は数店舗ある同じ系列のスーパーが過去に大量に仕入れしたおもちゃだったため、クリスマス前に資金を回収するために出した広告だったのです。

初心者だった頃の私は価格だけを重視してしまいそのおもちゃの製造年月日などをよく調べずに仕入れしてしまったのです。

普通に販売すれば利益4千円は取れるであろう商品を1000ほどの利益で投げ売りし出す人がいるという現状に

なぜ、利益をみんなで分け合い享受せず、自分の薄利のために市場を飽和させるのか

という怒りが込み上げましたが、甘かったのは私でした。

感情的になって動いた時点で私の負けは確定していたのです。

そもそもクリスマス前に高いおもちゃが安く販売されるのはそれ相応の理由があるのです。


資金回収です。


感情的になっても仕方がないので私は価格を一定に保って、その商品を塩漬けする選択をしました。

その商品は絶対にいいもので私が設定した価格で売れると確信していたからです。

半年間、資金は滞ってしまいましたが、予想通り売れて4000円の利益×3=12000円をゲットしました。

しかし半年で12000円であれば、すぐに損切りして次の利益商品に購入資金を回した方が効率的だったというのがこの件で学んだことです。

かなり前の話になりますが、初心者が陥りがちなバイアスが多く、ジレンマするような事例です。

まとめると、セール商品を仕入れしたときは、時間の無駄を省いて、誰よりも早くお得に市場に投入して利益に変えるというアプローチが必要になってくるので、ご参考までに。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す