MicroPythonで遊んでみる (2) CPUクロック
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IT・テクノロジー
前回はコアの最高周波数が180Mhzなので勝手に最速設定と思い込んでいました。確認の為、システムの情報を見てみることにしました。
>>> import machine
>>> machine.freq()
(168000000, 168000000, 42000000, 84000000)
4つ!マニュアルを見ても詳細が無いので、あとでソースでも眺めてみましょう。セグメント毎の分周かもしれません。180Mhzではありませんでした。
ほう、動的に変更できるのですね。省電力などに応用できそうです。じゃあ半分に。
>>> machine.freq(84000000)
(無応答)・・・。未実装か?ならエラーとか返してくださいよ?。あ、でも180Mhzにしてない理由はペリフェラルの切りのいいクロックが必要なのかも。USBもイーサーもないですが。
UART??
もしやと思いボーレートをみると、現在115200、まさかね。と57600に変更。
>>>
帰ってきた!まさかのシリアルクロックが連動しています。
>>>
>>>
>>> print('Hello !!')
Hello !!
クロックを元に戻しまして、
>>> machine.freq(168000000)
ボーレートも戻しますと、再び復帰します。
こういったところが組込みの面白さだと思いますがどうでしょう。