MicroPythonで遊んでみる (3) ファイルシステム
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コマンドで逐次実行する、所謂REPLを堪能しました。とりあえずファイルに保存したいですね。マニュアルを見るとホストPCからUSBのマスストレージとしてドライブが共有されるようです。
Dドライブですね。ここにファイルを・・・。あれ?これはSTM32のMBEDのドライブ。そうです、ここはST-Linkを経由した仮想UARTなので、ターゲットのCPUを直接見ているわけではありません。なのでUSBデバイスでは無いわけで、じゃあどうしますのん?
まずはREPLに帰ってきますと、モジュールosでファイルサービスがあるようです。
>>> os.listdir()
['main.py', 'boot.py']
お、ファイルがありますね。main.pyというのが起動時のユーザー用ファイル。古参ではAutoExec.batでしょうか。
とはいえ、viとかnanoとかエディタは無いようです。むむむ、しょうがないのでスクリプト組んでみますか。
>>> with open('boot.py') as f:
... print(f.read())
...
# main.py -- put your code here!
main.pyさん中身は空っぽでした。
じゃぁこちらもスクリプト書いてみましょう。
>>> with open('main.py','w') as f
... f.write('# main.py -- put your code here!\n')
... f.write('pyb.LED(1).toggle()\n')
...
33
20
もどりは書き込めた文字数ですかね。
これで電源を切って再度、起動してみますと、無事LEDが点灯しております。
なんでしょう、Xmodemとかでファイル送受のスクリプトが欲しいですね。