Trick or Vibrate 骨伝導? (2) 歯伝導!

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 前回試したスマートフォン用の振動体ですが、オーディオアンプに接続してみると、大きな音はそれなりに聞こえるのですがある音量からぱったり聞こえなくなりました。
まぁブルブル用の重りを動かす仕組みですので、動かす部分が少々重すぎるのかもしれません。
大音量はいささか体に悪そうなので他の手段を探したいと思います。

 ふと発電用に巻き巻きしていたコイルが目に留まりました。
coil.jpg
電磁気学の歴史によると先に発電機が発明され、なんと接続をまちがったら回っちゃったことでモーターが発見されたなんて逸話もあります。
じゃぁ発電コイルに音声流してみましょう!

 右の巻き巻きがコイルです。エナメル線的な銅線をぐるぐる巻いています。中央部はネオジム磁石をその辺にあったのを自身の磁力でくっついています。
伝導をどうするかというと、またまたその辺にあったコンビニの割りばし、ちょうど円柱のものがありました。こちらで外に振動を取り出したいと思います。
 オーディオアンプにつないでみます。何も聞こえませんね~。あ、磁石いれてなかった。
コイルのあたりに磁石を置いてみますと、かすかに聞こえる感じです。
さてさて割りばしで耳の後ろの骨ばったあたりに・・・。なんか尖って痛いだけでした。
 そういえば偉大なる作曲家がアル症なのかワインの鉛中毒なのかで若くして難聴になったお話もあります。噛んだ指揮棒をピアノにあてて音を探ったという骨伝導のパイオニアなのかもしれません。
 ん、割り箸じゃん。カジっていいじゃん。・・・。

 きました、脳に直接語り掛ける感じ。音量は控えめですがちゃんと聞こえますね。

 でも実際のところ外で棒カジってる絵面はちょっとお行儀の悪い不思議ちゃんなので、実用には程遠いですな。


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