みなさん、こんにちは!
まことんです。
『弊社の○○の商品は他社のものよりも性能がいいです!それからメンテナンスも不要!さらに軽量で場所を取りません!』
例えばこんな感じのセールストークをされたとします。
素晴らしいですね。良い点がたくさんあります。
しかし、本当に良い点しかないのでしょうか。
では、あえて悪い点も伝えたセールストークも見てみましょう。
『弊社の○○の商品は他社のものよりも性能がいいです!それからメンテナンスも不要!さらに軽量で場所を取りません!
しかし1点、どうしても高性能化を実現するために価格は若干他社のものよりも高いです。そこはお伝えしておきたいと思います。』
どうでしょうか。
良い面だけでなく、しっかりと悪い面も伝えてもらっていると、なんだか誠実に対応してくれているような気になりませんか。
このメリット、デメリット両方を伝えることを『両面呈示』といいます。
あえて悪い点を包み隠さずに伝えることで情報の信頼度が上がります。
商品を売り込むときに使えるテクニックではありますが、実はこれは人間関係にも応用ができるのです。
自分の良い点ばかりを伝えるのではなく、少しだけ苦手なものだったり、弱点を相手に教えることで好感度を上げることができます。
例えば、ものすごい強面の人が、実は猫や犬などの動物、あるいは雷の音が苦手だということを聞いたらちょっと安心して親近感が湧きますよね。
このように、自分の苦手なことを伝えることで良い効果を発揮することもあるのです。
特に完璧主義な傾向にある人は、ちょっとぐらいだめなところを出してもいいかもしれませんね。
『欠点』という言葉は
不十分な点や短所、足りないところ
という意味を持っています。
この世の中に欠点を持っていない人はいませんよね。
しかし、それでいい。それがいいんです。
そして、その欠点が人間らしさを表してくれるのです。
また、人間らしさから愛らしさも生まれます。
私は欠点のことを『欠けてはいけない点』
と思っています。
欠点があるからこそ、自分らしさが際立ちます。
そしてそれは、愛すべき個性です。
どうでしょうか。
そう考えると、欠点も悪いものではないように感じませんか。
欠点も美点も、合わせて あなたです。
かけがえのない存在なのです。
どちらか一方だけでは、あなたという存在は成り立たないのです。
美点も欠点も受け入れる。
それが自己承認につながり、自信となっていきます。
自分を大切に。