社会人の恋愛
社会人になりたての頃、先輩からよく言われていたことがあります。
それは、
「1年目のうちに、いい人捕まえないと、出会いなくなるよ。」
まさかとは思っていましたが、本当にその通りでした。
これは、私の職種だけなのかと思っていましたが、
どうやらそうではないらしい。
なぜなら、友達と会うたびに、「出会いがない」は必須ワードだったからです。
学生時代よりも、お金に余裕があるし、恋人が欲しいという気持ちだって薄れていない。恋愛経験だって積んできた。
それなのに・・・なぜ恋人ができにくいと感じるのでしょうか?
歳を取るほど恋をするのが難しくなる
ノースカロライナ大学のレベッカ・アダムス教授は、
実際に歳を取るほど、恋をするのが難しくなるといっています。
アダムス教授は、その理由として、大きく3つの要因をあげました。
1)行動範囲が狭くなる
学生時代を思い返してみましょう。
自宅と学校以外に、
放課後の図書館(自習)、部活、習い事、サークル、バイトなど
色々な場所で、さまざまな出会いがあったのではないでしょうか。
一方で、社会人になると毎日、仕事と家との往復。
休日は、決まった友達と会い、決まった場所で、決まったことをする。
毎日顔を合わせる人といったら、職場の人か家族くらいしかいません。
職場恋愛をするなら、話はまた別ですが・・・
仕事モードと恋愛モードは分けてます(`・∀・´)という方にとっては
出会いなんてないでしょうし、
忙しい毎日でも、体調管理は怠れないとなると、
どんどん行動範囲が狭くなってしまいますよね。
2)目的がなければ、親しくなりにくい
これといった目的もなく、自然に人と交流できる機会さえ多ければ、
誰かと親しくもなりやすいですよね。
学生時代は、塾や習い事、クラブ活動やサークルなどで
自然に仲良くなった友達が多くありませんでしたか?
自ら探しに行かなくても、友達の友達、後輩や先輩といったつながりからの出会いがあり、
「どこの中学出身?」「その子私の友達だよ!」なんていって
仲良くなったこともあるのではないでしょうか?
しかし、社会人になると、
特別な目的無くしては、誰かと親しくなることがありません。
社内の人や取引先と上辺だけの会話をして、用が終われば
素早くその場から立ち去ってしまうことも老いでしょう。
働きながら、
誰かと親しくなるために、(または、偶然の出会いを求めて、)
無理につながりを探したり作ったりしないことがほとんどですから。
なぜなら、それができるほどのエネルギーが社会人の私たちには残っていないからです。(´;ω;`)
むしろそんな時間があるならば、溜まっている仕事を片付けたり、
ゆっくり家で休みたい・・・なんて人が多いのではないでしょうか?
3)本音で話すのが難しくなる
ある程度、お互い通じる部分があって信頼できると判断したら、
自分の本音をさらけ出したりもするでしょう。
その方が、相手との距離感をはかりながら、
少しずつ関係を深めていくことができるからです。
学生の頃なら、周りの友達と似たような経験をすることが多く、
お互いを理解しやすかったと思います。
しかし、歳を取るにつれ、
職業や生活水準、価値観等が詳しく分かれていきます。
大人になると、自分とは全く違う考えの人や、
育った環境が違う人などに出会いながら、世の中には本当にさまざまな人がいるということを知っていくことになります。
だから、社会人になって気になる人が出来たとしても、
その人が本当に自分と合う人なのかは、
いろんな話をしてみなければわからないのです。
つまり、学生の頃に比べて、
初めて会った人と親しくなるまでに、多くの時間がかかるのです。
でも方法はある!
だからといって、新たに出会える方法が全くないということではありません。
上で挙げた問題を克服できる機会を、自ら作れれば良いのです!
理想は、社会人のサークルや集まりに参加すること!
新しい趣味を持つのも良いですね。
withコロナ時代に突入し、このような活動も再開が期待されます。
もちろん日々の仕事で疲れていたり、面倒だったりするもするでしょう。
ですが、蒔かぬ種は生えぬ です!
努力無くして、チャンスは掴めませんし、
ノーペイン・ノーゲイン(痛みなくして得ることはできない)。
まずは行動して、良い出会いを生むのための一歩を踏み出しましょう!
ps.
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