【FP解説】投資詐欺シリーズ 第1話|ポンジスキームの仕組み。なぜ人は騙されてしまうのか
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コラム
こんばんは。
FP2級・簿記2級を活かしてマネー相談をしている、コウダイです。
今日から新シリーズとして
**「投資詐欺シリーズ」**を書いていこうと思います。
投資に興味を持つ人が増えている一方で、
残念ながら詐欺の被害も増えています。
今回はその中でも、
最も有名な詐欺の仕組みである
「ポンジスキーム」
について解説します。
■ 結論:新しいお金で、古い投資家に配当を払う仕組み
ポンジスキームとは、
新しく参加した人のお金を使って、先に参加した人に配当を払う詐欺の仕組みです。
本来、投資というのは
・事業の利益
・資産の値上がり
・配当
などの実際の収益からリターンが生まれます。
しかしポンジスキームでは、
そのような利益はほとんど存在しません。
代わりに、
新しい参加者のお金
↓
それを「利益が出た配当」として支払う
という構造になっています。
■ なぜ最初は「本当に儲かる」のか
ポンジスキームが怖いのは、
最初は本当に配当が出ることです。
例えば、
Aさんが100万円を投資
↓
次にBさんが100万円を投資
↓
Bさんのお金からAさんに配当を払う
するとAさんは、
「本当に儲かった!」
と信じてしまいます。
そしてそのAさんが
「これは本当に稼げるよ」
と周りに紹介してしまうことで、
さらに新しいお金が集まります。
こうして詐欺は
どんどん拡大していきます。
■ 必ず崩壊する理由
この仕組みは一見うまく回っているように見えますが、
実は必ず崩壊します。
理由はシンプルで、
新しいお金が入らなくなった瞬間に破綻するからです。
するとどうなるか。
・出金停止
・サイト閉鎖
・運営と連絡が取れない
という形で、
多くの人がお金を失うことになります。
■ 少し辛口に言うと
ポンジスキームは
「特別な投資」ではありません。
ただの
お金の付け替え
です。
しかも最後に参加した人ほど
大きな損をする仕組みになっています。
■ まとめ
投資詐欺の多くは、
このポンジスキームをベースにしています。
だからこそ、
「高利回り」
「元本保証」
「誰でも簡単」
という言葉が出てきたら
一度立ち止まることが大切です。
次回は、
「なぜポンジスキームは見抜きにくいのか」
について解説します。
詐欺は仕組みを知っているだけで
かなり防ぐことができます。
ではまた。