【FP解説】投資詐欺シリーズ 第2話|なぜポンジスキームは見抜きにくいのか
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こんばんは。
FP2級・簿記2級を活かしてマネー相談をしている、コウダイです。
投資詐欺シリーズ第2話です。
前回は
**「ポンジスキームの仕組み」**について解説しました。
簡単に言うと、
新しい参加者のお金で、古い投資家に配当を払う仕組みでしたね。
では次の疑問です。
なぜ、こんな単純な仕組みに多くの人が騙されてしまうのか?
今日はその理由を解説します。
■ 理由①:最初は本当にお金がもらえる
ポンジスキームの一番怖いところは、
最初は本当に配当が出ることです。
例えば、
100万円投資
↓
毎月5万円の配当
このように、実際にお金が振り込まれると、
「これは本当に儲かる投資なんだ」
と信じてしまいます。
人は実体験をすると疑わなくなります。
そしてこの「成功体験」が
詐欺を拡大させていきます。
■ 理由②:紹介が「信頼」で広がる
多くのポンジスキームは
知り合いの紹介で広がります。
・友人
・先輩
・同僚
・コミュニティ仲間
つまり、
知らない詐欺師ではなく、信頼している人から勧められる
のです。
紹介している本人も
「本当に儲かっている」と思っていることが多いので、
悪意がない場合もあります。
だからこそ、
警戒心が下がってしまいます。
■ 理由③:「特別な情報」と思わせる
詐欺の話には、よくこういう言葉が出てきます。
・限られた人だけ
・今だけ
・まだ広まっていない
・特別な投資案件
人は
「自分だけが知っているチャンス」
に弱い生き物です。
しかし実際は、
本当に儲かる投資なら
わざわざ他人に広める必要はありません。
■ 少し辛口に言うと
ポンジスキームは、
投資の知識がない人を狙った仕組み
です。
金融リテラシーが低いと、
・高利回り
・元本保証
・誰でも簡単
こういった言葉に
つい惹かれてしまいます。
だからこそ、
知識が一番の防御になります。
■ まとめ
ポンジスキームが見抜きにくい理由は、この3つです。
① 最初は本当に配当が出る
② 信頼している人から紹介される
③ 特別な投資だと思わせる
この3つが重なると、
冷静な判断ができなくなります。
次回は、
「投資詐欺でよく使われる典型的なセリフ」
を解説します。
詐欺は、
セリフがほとんど同じです。
このパターンを知っておくだけで、
かなりの確率で見抜けるようになります。
ではまた。