【FP解説】お金の大学 稼ぐ編|せどり第3話「黒字なのに資金ショートするせどりの罠」
記事
コラム
こんばんは。
FP2級・簿記2級を活かしてマネー相談をしている、コウダイです。
せどり編、第3話です。
今日は、
「黒字なのに資金ショートするせどりの罠」
について書きます。
これは実体験です。
売上はある。
利益も出ている。
でも、なぜかお金がない。
通帳残高がどんどん減っていく。
この状態を私は経験しました。
■ 黒字倒産とは何か?
「黒字倒産」とは、
帳簿上は利益が出ているのに、
手元の現金が足りなくなり倒れること。
せどりは、この状態になりやすいビジネスです。
理由はシンプル。
お金の流れがズレるから。
■ せどりのお金の流れ
せどりの基本構造はこうです。
① 仕入れる(お金が出ていく)
② 売れる
③ 入金される(時間差あり)
この「時間差」がポイントです。
例えば:
仕入れ 50万円
販売利益率 20%
利益 10万円
帳簿上はプラスです。
でも、
入金が2週間〜1か月遅れたら?
次の仕入れをするには、
先にまたお金が必要になります。
■ 在庫は利益ではない
ここで多くの人が勘違いします。
在庫がたくさんある
↓
資産が増えている
↓
順調だと思う
違います。
在庫は売れて初めて現金になります。
売れるまでは、
お金が止まっている状態です。
■ 僕がハマったパターン
・回転が悪い月が続く
・値下げ競争で利益率低下
・作業をサボる
・生活費は固定で出ていく
するとどうなるか。
生活費をカードで補填
↓
リボ払い
↓
利息発生
↓
資金さらに圧迫
帳簿は黒字でも、
キャッシュは赤字。
これが黒字倒産型せどりです。
■ 利益率より重要な数字
FP視点で一番大事なのはこれです。
✔ 月間キャッシュ残高
✔ 在庫回転率
✔ 固定費
✔ 生活費分の安全資金
利益率20%でも、
回転が悪ければ資金は詰まります。
逆に利益率10%でも、
高速回転なら生き残れます。
■ せどりが「事業」になる瞬間
副業感覚だと、
売上=成功
利益=勝ち
と思いがちです。
でも本業でやるなら違います。
事業は資金繰りがすべて。
倒れなければ、次があります。
倒れたら終わりです。
■ 今ならこうする
当時の自分に言うなら:
・生活費6か月分は死守
・仕入れは現金の範囲内
・在庫回転率を月次で管理
・売上よりも残高を見る
・拡大は資金に余裕が出てから
ビジネスは「攻め」よりも「守り」が先です。
■ まとめ
黒字なのに苦しい人は、
利益を見ています。
うまくいっている人は、
キャッシュを見ています。
これが決定的な違いです。
次回は、
「せどりをやるなら絶対に守る資金管理ルール」
を具体的にまとめます。
経験者だからこそ言える内容にします。
ではまた。