愚痴は自分で言っていても結局スッキリしないし、人の愚痴を聴いていてもイライラしますか?
僕はそんな風に考え事一度もありません。
(愚痴はあなたの心のリフレッシュと願望)
どうも
愚痴に対しては多くの人が
「良くないもの」
「言ってはいけないもの」
「人を不快にさせるもの」
という認識を持っていようだ。
そう思っている人たちだって、、。
しかし、時には愚痴を言いたくなるのが私たち人間。
みつおが聞いていたら「だって人間だもの」っていう。
この愚痴とどう付き合っていけばいいのか。
これを知っているかどうかで、愚痴への気持ちが大きく変わります。
❝
[名]言ってもしかたのないことを言って嘆くこと。「くどくど―を並べる」
デジタル大辞泉より。
❞
言っても仕方ないこと。
たとえばこんな愚痴たち。
個人的には僕はコレ間違いだと思う。
「どうしてうちの会社はこうなんだ。」
「なんでうちの夫は家事の一つも手伝ってくれないんだ。」
「うちの部長がまた何か言い出したよ。また面倒が増えるだけなんだろうな。」
ただ、こういった愚痴も、よくよく見ていくと「宝物」になっていくんです。
なぜ「宝物」になっていくのか。それは「愚痴が生まれる仕組み」を紐解くと明らかになりますよ。
【愚痴が生まれる仕組み】
愚痴は何故うまれてくるのでしょう。
愚痴とは「なにかに対して嘆いている。」ということ。
ということは、愚痴の奥に願いがあったり、大事にしたいもの、理想の状態があるわけです。
ここ、ココが大事なんですね。ポジティブなんですよ。
正義感が強いんですね。
「うちの会社は・・・」
と言っている人は、
「もっとこんな会社だったらいいのに。」
「うちの夫は(妻は)・・・」
と言っている人は、
「もっとこんな夫(妻)でいてほしい。」
という願いや理想の状態があるわけです
(本人が願いがあることを自覚しているかどうかは別です)。
愚痴がでてくるということは、
「願っている状態が実現していない。」
「願いと現実にギャップがある。」ということ。
この「理想と現実のギャップ」が原因で
「悲しい」「腹が立つ」「残念」「心配」
などの感情が生まれます。
【ネガティブな感情を避けるために愚痴を言う】
しかし、私たちは無意識に「悲しい」や「腹が立つ」といったネガティブな感情を感じること・味わうこと・経験することを避けがちです。
この「自分の内側に存在するのに、感じることを避けているネガティブな感情」があると、心は居心地が悪くなります。
私たちは、この居心地の悪さを少しでもごまかすために、一生懸命愚痴を言うわけです。
たとえるなら、ネガティブな感情でいっぱいになって圧力が高まったお鍋が、爆発しないように少しずつでも、感情のエネルギーをガス抜きしているような状態です。
さらに、「自分がどれだけ苦しいかわかってほしい、共感してほしい」といった無意識レベルの思いで、人に話してしまう、というのもあります。
じゃあ
良いことではないのでは?
【愚痴がでてくるということは諦めていない証拠】
考えてみてほしいんですが、
完全に諦めていたら。
大切にしたいものが無かったら。
願う状態が完全に無かったら。
愚痴は出てきません。
ちょっと脱線しますが
知人の女性が、僕に彼氏の愚痴ばっかり
言うんですね。
よろしくない?
いえいえ、いいんですよ。
ウンウン、、とただ聴いてあげるんです。
最後にね。
「それだけ彼氏の事好きなんじゃん♡」
知人の女性「あ、、」ってね、何か気が付いたみたい。
話しは元に戻りますが
そりゃあ、願いが無いわけですから。
なので、改めて言いますが、
愚痴が出てくる、ということは、願いがある証。
諦めていない証
(本人がそのことに気づいているかどうかは別として)。
だから「愚痴は宝物」と言えるのです。
愚痴に対してこの認識でいると、世界が変わって見えます。
僕がなぜその方の愚痴を聴くのか?
「あぁ、この人は願いを持っているんだな。」
「そして辛かったり悲しかったり、腹が立ったりしているんだな。」
「この愚痴の奥に、この人はどんな願いを持っているのかな。」
と思いながら、聴いています。
1.感情に共感する。これは当たり前。
2.時には、相手が大切にしたいと思っていそうなことを伝える。
僕は【愚痴は宝物】だという事。
愚痴が出てくるということは、願いがあるから。
愚痴を取り除くと、願いが出てくるんです。
何か僕の話が役に立ったかなぁ~
いつも最後まで読んでくださりありがとうございます。