目の見えない人には死角がない?

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こんにちは、チベットです

今日は目の見えない人には死角がない!をテーマに話していきたいと思います。

目の見えない人の見方


目の見えない人は生活の中で触るということで世界を見ています。
なので大きなものを見る時には模型を触って把握するそうなんです!

例えば、富士山を私たちが描こうとする時には、多くの人は横から見た形(2D)を描きますよね。
ですが、目の見えない人は触って富士山を把握するため、立体的(3D)に描くそうなんです。
そしてその把握の仕方は私たちは、富士山のてっぺんを横に真っ直ぐ描く方が多いですが、実はてっぺんの部分が欠けているというかくぼんでいるんです

もう一つ本の中のエピソードを紹介すると
大阪万博の象徴の太陽の塔ってありますよね

太陽の塔にいくつ顔があるか知っていますか?
正面に2つは自分も知っていたんですが、実は3つあるんです。
裏側に黒い不気味な顔が1つあるんです。

目の見えない人は皆さん太陽の塔の顔は3つあると答えるそうです。
触ってみているから、全体を捉えられる。

その空間の把握の仕方はすごいと思いませんか?
目に見えない人は空間を俯瞰して把握しているんです。

私たちは視覚からの多くの情報を得ているため、視点があってそれが見えていないところを生んでしまっている。
つまり、視点があることで大きく全体を把握することができていないんです。

目の見えない人は空間の把握と記憶力をフルに使わないと生活するのが難しいのかもしれません。

目の見えない人の家の中を覗いてみると、とてもシンプルで整理整頓されているそうです。
何がどこにあるのかを目で見て把握するのではなく、頭の中に部屋のイメージがあって必要なものがあればそこから物を取り出す。出しっぱなしにしていたらどこに何を置いたのかわからなくなってしまうため、必ず片付ける。

部屋が散らかる要因がないですよね。

これってミニマリストの考え方と似ていませんか?
自分が把握できるものだけしか持たない。
目が見えるとか見えないとか関係なく、その生活を選んで生きている人が思うと面白いです。

間違いなく、ミニマリストと目の見えない人の生活の仕方について話が合うと思いますもん笑

まとめ
私たちとの世界の見え方の違いを2回にわたって書いていきましたが、ハッとさせられるような、見え方の違いを楽しむことは出来ましたか?

自分は視覚情報に踊らされていることを気付かされましたし
そして自分の見え方からしか考えられないことよりも、多面的に物事を見れた方が楽しいと思いました。

例えば、苦しいこと、楽しいこと、本や映画でも、他の人はどう感じたのかなって感想を話し合ったり、仲のいいあの人だったらどう感じるかなって考えるのも視点が増えることになると思います。

その際、どちらが正しいとかではないので相手の意見を受け止めてあげてください。
そう見えたんだね。そう感じたんだね。とかの感想でいいんです。
相互理解が深まるはずです。

多様性を認めるって認めなくてもいいんじゃないかと思います。
認めるというか尊重するって言葉に変えたいですね。
それぞれの思いを知って、あなたはそう生きたいんだねって尊重する。

そのほうが世界が優しくなる気がします。

最後まで見ていただいてありがとうございました。

気になった方は、目の見えない人は世界をどう見ているのかを読んでいただけたらすごく嬉しいです。

それでは、また明日!

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