起承転結の「結」!!!
皆様、こんにちは!お元気ですか?^^
今日は、起承転結の「結」について書いて行きます。
え?承転を吹っ飛ばして、何で結から?と思われるかもしれませんが、
結は先に決めておいた方が、承転を作り易いんです!
その理由は最後に書くとして、まずは、結の役割について、書いて行きましょう!!
結は、テーマの集大成!
「結」は物語全体のテーマを凝縮して表現する場です。
シナリオ・センターによると、「結」は「テーマの定着と余韻を持たせる部分」とされています。
ここで物語が伝えたかったメッセージを明確に示すことで、観客の心に深く刻まれます。
1.結は、観客への、脚本家からの最後のメッセージ
「結」は観客に最後に残す印象を決定づける重要な部分です。
ここでの表現次第で、物語全体の評価が大きく変わったりするのです!
2.結は、物語の完結性
「結」は物語を締めくくる役割です。
ここで主人公の目的達成や成長の【変化】を描くことが重要!
物語に完結感を持たせることができます。
じゃあ、どんな風に書いたら良いの?って話ですが……。
魅力的な「結」の書き方
では、魅力的な「結」の書き方のポイントを3つに纏めてみました。
1.シンプルで印象的な表現
結が何時までももたもたしていると、『結局何が言いたいの?』となってしまいます。
つまり、長々もたもたの「結」はご法度!
核心を突いた形で終わらせることが重要です。
簡潔だけど、観客の心に残る印象的な表現を心がけましょう。
2.主人公の目的達成を描く
物語の冒頭で設定された主人公の目標が、「結」で何らかの形で達成されることが理想的です。
BadENDでも、GoodENDでもOK!
ちゃんと主人公が「変化」していれば、視聴者に訴える事が出来ます。
3.テーマを感じさせる余韻
「結」では、物語全体を通して伝えたかったことを、さりげなく、でも、確実に伝えることが大切です。
直接的な表現では、面白くないし、感じる事もさほどありません。
観客自身が物語のテーマを感じ取れるような余韻のある終わり方を目指しましょう。
これにより、観客の心に長く残る印象的な結末を作り出すことができます。
「結」を書く際の注意点
続いて、注意点のポイントを、大きく3つに纏めてみましょう。
1.適切な長さの配分
「結」の長さは、物語全体の約10%未満が目安とされています。
長すぎると冗長に、短すぎると物足りなさを感じさせてしまう可能性があります。
2.登場人物の台詞に注意
「結」では、登場人物に長々と語らせるより、せっかく映像って武器があるのだから、その武器を多く使いましょう。
そして、簡潔で印象的な台詞や行動を通じて、物語のメッセージを伝えると、より効果的です。
3.観客の解釈の余地を残す
もう一つ違った方法もあります。
それは、物語の結末を完全に明確にせずに、観客の解釈に委ねる手法です。
適度に曖昧さを残すことで、観客の想像力を刺激し、物語への深い考察を促すことができます。
「あれ?続きがあるの?」「この主人公、これからどうなって行くの?」みたいな終わり方ですね^^
これにより、物語が観客の心に長く残り続けてくれると、脚本家としてもうれしいですよね!!
結がうまく書けてないと……?
脚本を読み返してみて「なんだか後味悪いなぁ……」と思ったら、この「結」がうまく書けてない可能性大です。
面白い脚本と言うのは、必ずこの「結」の余韻と物語の定着がうまくいっている脚本です!^^
そして最後に
なぜ結を先にこのブログで伝えたか?と言いますと、
以前もお伝えしました「主人公の貫通行動」です!!
主人公は、途中横道にそれてもいいので、必ず最後はこの結に辿り着かなくてはいけません。
道がそれても外れても、カーブしても、遠回りしても、結を先に決める事によって、その脚本にブレが生じる事は無いのです!!^^
では、次は、そのシナリオの大半の部分起承転結の「承」を書いて行きますね!
最後まで、お読みいただき、ありがとうございましたm(__)m
また、お会いしましょう!!