起承転結の【結】~どこまでも果てしない脚本技術4~

記事
学び

起承転結の「結」!!!


皆様、こんにちは!お元気ですか?^^
今日は、起承転結の「結」について書いて行きます。

え?承転を吹っ飛ばして、何で結から?と思われるかもしれませんが、

結は先に決めておいた方が、承転を作り易いんです!

その理由は最後に書くとして、まずは、結の役割について、書いて行きましょう!!

結は、テーマの集大成!

「結」は物語全体のテーマを凝縮して表現する場です。

シナリオ・センターによると、「結」は「テーマの定着と余韻を持たせる部分」とされています。

ここで物語が伝えたかったメッセージを明確に示すことで、観客の心に深く刻まれます。


1.結は、観客への、脚本家からの最後のメッセージ

「結」は観客に最後に残す印象を決定づける重要な部分です。

ここでの表現次第で、物語全体の評価が大きく変わったりするのです!


2.結は、物語の完結性

「結」は物語を締めくくる役割です。

ここで主人公の目的達成や成長の【変化】を描くことが重要!

物語に完結感を持たせることができます。

じゃあ、どんな風に書いたら良いの?って話ですが……。

魅力的な「結」の書き方

では、魅力的な「結」の書き方のポイントを3つに纏めてみました。

1.シンプルで印象的な表現

結が何時までももたもたしていると、『結局何が言いたいの?』となってしまいます。

つまり、長々もたもたの「結」はご法度!

核心を突いた形で終わらせることが重要です。

簡潔だけど、観客の心に残る印象的な表現を心がけましょう。


2.主人公の目的達成を描く

物語の冒頭で設定された主人公の目標が、「結」で何らかの形で達成されることが理想的です。

BadENDでも、GoodENDでもOK!

ちゃんと主人公が「変化」していれば、視聴者に訴える事が出来ます。


3.テーマを感じさせる余韻

「結」では、物語全体を通して伝えたかったことを、さりげなく、でも、確実に伝えることが大切です。

直接的な表現では、面白くないし、感じる事もさほどありません。

観客自身が物語のテーマを感じ取れるような余韻のある終わり方を目指しましょう。

これにより、観客の心に長く残る印象的な結末を作り出すことができます。

「結」を書く際の注意点

続いて、注意点のポイントを、大きく3つに纏めてみましょう。

1.適切な長さの配分

「結」の長さは、物語全体の約10%未満が目安とされています。

長すぎると冗長に、短すぎると物足りなさを感じさせてしまう可能性があります。

2.登場人物の台詞に注意

「結」では、登場人物に長々と語らせるより、せっかく映像って武器があるのだから、その武器を多く使いましょう。

そして、簡潔で印象的な台詞や行動を通じて、物語のメッセージを伝えると、より効果的です。


3.観客の解釈の余地を残す

もう一つ違った方法もあります。

それは、物語の結末を完全に明確にせずに、観客の解釈に委ねる手法です。

適度に曖昧さを残すことで、観客の想像力を刺激し、物語への深い考察を促すことができます。

「あれ?続きがあるの?」「この主人公、これからどうなって行くの?」みたいな終わり方ですね^^

これにより、物語が観客の心に長く残り続けてくれると、脚本家としてもうれしいですよね!!


結がうまく書けてないと……?


脚本を読み返してみて「なんだか後味悪いなぁ……」と思ったら、この「結」がうまく書けてない可能性大です。

面白い脚本と言うのは、必ずこの「結」の余韻と物語の定着がうまくいっている脚本です!^^


そして最後に

なぜ結を先にこのブログで伝えたか?と言いますと、

以前もお伝えしました「主人公の貫通行動」です!!

主人公は、途中横道にそれてもいいので、必ず最後はこの結に辿り着かなくてはいけません。

道がそれても外れても、カーブしても、遠回りしても、結を先に決める事によって、その脚本にブレが生じる事は無いのです!!^^


では、次は、そのシナリオの大半の部分起承転結の「承」を書いて行きますね!

最後まで、お読みいただき、ありがとうございましたm(__)m
また、お会いしましょう!!
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら