ムカつく親子

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また家には寄り付かずシンナーばかりを吸う生活に逆戻りしたある日…
些細な事で祖母と言い争いになった。
「もぅユリちゃんちの子になっちゃいなさいよ」
と言われた。
「ふざけんな!そんな事出来るわけ無いし、自分が勝手に私の事を引き取ったんだろ」
この頃には私も何の遠慮も無い。
言いたい放題だ。
「ヒロカズ(父)が可哀想だからアンタの事を引き取っただけだよ!アンタが来る前はタケシ(叔父)と2人で楽しく暮らしてたんだから」
【それが本音か…】
一瞬言葉に詰まった。
「…なんなんだよ!本当にムカツクばばぁだな!」
バタンっ!
とドアを閉め部屋でタバコを吸っていた。
すると、そこへ又現れた…
ムカツクばばぁの息子、ムカツク父だ。
「今度は何だ!又おばあちゃんに生意気な口をきいたのか!」
私の口からタバコを奪い、落ちてたタバコの箱を投げ付けてきた。
「オマエ何様のつもりだ!」
さすがの私も頭に来た。
【コイツは何も分かっちゃいない】
「うるせんだよ!オメーにとやかく言われる筋合いはねんだよ!オメーが何か私にしてくれてんのかよ?オメーなんか関係無いんだよ!オメーの事が世の中で一番憎いんだよ!」
何年もの恨みつらみが一気に爆発した。
叫びながら泣いていた。
悔しくて…悔しくて…
そんな私に父は
「オマエは悲しい奴だな…」
と一言いい捨てて部屋から出て行った…
【誰がこんな悲しい奴にしたんだよ!オメーじゃねーか…】
心の中で叫びながら1人で泣いた。
そして父はこの時に私の事をもう自分の手には負えない…と思った様だった。
次の日
「ママの所に泊まりにいって来なさい。ママが会いたがっていたぞ」
と言って来た。
何年も会う事を禁じていたくせに、今度はいきなり会いに行けと命令している。
【別に会いたくないし…】
それが私の本音だった。
しかし強制的に行かされた。
母にとっても、私にとっても迷惑な話だった…

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