娘の扱い方を間違えている父

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本当にシンナーばかりを吸っていた。
しかしシンナーといってもタダでは無い。
当時『赤まむし』のビンで1本2500円した。
買いに行く交通費もかかる。
中学生には大金である。
なるべく親とは関係ないお金で買う様にしてた為(一応は少し罪悪感があったのか)同級生や後輩からお金を集めまくっていた。
他の学校の人からも見境無くお金を集めた。
勿論1人ででは無くナオエや1コ上の先輩ユリさんと…
家にもほとんど帰らず、このユリさんの家に入り浸っていた。
彼女の家は父子家庭だった。
そしてそんな生活をしていれば当然父や祖母からは、ますます煙たがられる。
父とはたまに顔を合わせるのが警察署だったりした。
そんな時、帰りの車で
「全くどうしょうもない娘だ!謝れ!!」
と罵られ、祖母の家の前で
「降りろ!」
と言われる。
降りると父は自分のマンションへと帰って行くのだ。
妻と幼い娘の待つマンションへ…
罵る事はしても私の淋しさに手を伸ばしてくれた事は、とうとう無かった。

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