今回も質問からスタート!!
Q1: あなたの連絡先(手帳・携帯電話)に、『佐藤・鈴木・高橋・田中さん』っていますか?全体の何割/何%ですか?
Q2: あなたの小中高校生時代、クラス・学年に、『佐藤・鈴木・高橋・田中さん』っていましたか?何割/何%でしたか?
⇒つまり、"人生で、『佐藤・鈴木・高橋・田中さん』に出会ったことはありますか?またその人数・比率はどのくらいだったでしょうか?
これを踏まえて、次の質問です。
Q3: あなたの身の回りで知っている障碍者は、Q1・2よりも多い・少ない…どちらですか?
Q4: あなたの身の回りで知っているセクシャルマイノリティ(LGBTQ当事者)は、Q1・2よりも多い・少ない…どちらですか?
⇒4代苗字の合計と比べて、"マイノリティ"といわれる方々はどのくらいの比率だと思いますか?
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改めて、ご覧いただきありがとうございます。今回は、みなさんが「見えない違い」にどれだけ気づいているか? その実感値をさぐってみたいと思います。
日本で代表的、すなわち人数の多い苗字として言われているのが『佐藤・鈴木・高橋・田中さん』と言われています。日本の人口のおよそ6%に迫る割合だそうです。(参考:名字由来netより)
6%と聞いていかがですか? そしてQ3・4と比較したら、どちらが多いと思いますか?
答えは「Q1・2の比率は6%以上」というデータが、厚労省の関連する白書や電通関連の資料などでも示されています。
「そんな比率高いのに、どうして?! 自分のまわりには"いいない"んだろ?」と思われた方、素敵な反応です!! それがまさに今回のテーマである「見えない」ために「いないもの」と思い込んでいるからです。
Q3・4に該当する方々にも、安直にでも判断できそうな「見てわかる」方々もいらっしゃいます。(例:車椅子や白杖ユーザー)
しかし、内部障害や弱視や聴覚障害の感覚障害、またはココロやスキになる性の自認・指向性といったGender Identity / Sexual Orientationは、「見た目だけでは判断できない」ものです。差別や偏見なども加味すれば、必要もなくカミングアウトされるケースも少なくなると思います。
もっと言えば、人を表す・構成する要素には「見える」ところと「見えない」ところがありますが、大多数は「見えない」ところに様々な要素が含まれます(氷山モデルで示されたりします。にもかかわらず、人は見た目に引っ張られるものですよね
悪意・善意問わず、人は無意識の偏見をもっています。なぜなら「すべての判断を意識しながら生きていくには、とても労力がかかるし、太古の時代からみても生存に不向きなことになるので、大多数を無意識に判断できるようになっているそうです。この必要とされて備わった無意識の偏見が、つい「見えない」情報から判断したり、「無かったもの」と結論付けてしまうようです。
統計データの出し方や出どころによるばらつきはあるものの、こうして差として示されると「あー、見えていなかった・見ようとしていなかったのかも」と考えさせられます。
今一度、自分が「見えない違い」を、どう見ようとしているのか・見落としていることはないか、振り返ってみる機会にしてはいかがでしょうか。