think journalの取材撮影について

記事
コラム
2025年3月中旬、宮城県大崎市鳴子にて、こけし職人として働く女性の撮影を担当させていただいた。

現在、その写真はWebメディア「think journal」に掲載されており、2週にわたる連載記事として読むことができる。「think journal」で検索すればすぐに見つかるはずだ。ぜひそちらも目を通してほしい。

さて、今回はこうした撮影の仕事を通じて感じていることを少し綴ってみたいと思う。

私は普段、BtoBを中心とした撮影の仕事をしており、さまざまな業種や現場を訪れる機会がある。それが本当に面白い。まるで毎回、社会科見学をしているような気分になる。そして現場に立つたび、しみじみと思う。

私は働く人を撮るのが好きだ。

取材で撮影に伺うと、多くの方はカメラに慣れておらず、緊張される。できれば早く終わってほしい、そう思う人も少なくない。

それでも私は、働く姿をどうしても残したい。その人が働く姿を、写真でご本人に見てもらいたい。そう強く思う。

というのも、自分自身がかつて会社員として働いていた頃、その姿をまったく写真に残してこなかったからだ。もちろん、ポートレートは撮った。だが、私が本当に撮りたかったのは、カメラを意識しない、ごく自然に仕事に向き合う自分と、仲間たちの姿だった。今となってはもう、取り返しがつかない。

働く姿は、その人がその人たらしめる証だと思う。その瞬間は尊く、かけがえがない。だからこそ、ご本人に見てほしいし、できれば誇らしく思ってもらえたらと思う。

今、私はあの頃の無念のかけらをかき集めるようにして、働く人たちを撮っている。この瞬間が、何より幸せだ。

取材させていただいた女性のご多幸を心より祈念する。



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