2023年09月24日(日)
中山11R オールカマー
過去5年のオールカマーで複勝圏内に好走した15頭は全馬が、近2走以内に上がり順位3番手以内or距離短縮馬という共通項。
起伏が激しく直線には急坂も待ち構える小回りコースの中山芝2200m戦のイメージ通り、基本的にはスタミナ指向の強い傾向が垣間見えるG2競走。
また主流ではない2200m重賞ということもあり、いわゆる非根幹距離重賞に強い父欧州型、父ステイゴールド系、父ハーツクライ系の期待値も水準以上。
過去5年のオールカマーは、当日単勝4番人気以下で複勝圏内に好走した7頭中6頭が、上記の血統条件を満たす馬というデータも。
エヒトは、前走の小倉記念(小倉芝2000m・G3)が上がり順位2番手の末脚で1着。
過去5年のオールカマーは、複勝圏内に好走した15頭全馬が、近2走以内に上がり順位3番手以内or距離短縮馬と、スタミナ指向の強い傾向。
非根幹距離実績も活きるレースで、2勝クラスの2200m勝利実績、同舞台重賞のアメリカJCC(G2)2着の実績も強調材料。
血統構成は、ルーラーシップ×ディープインパクト。
父は自身も中山芝2200m重賞の勝ち馬で、昨年6人気2着ロバートソンキー、2018年3着ダンビュライトと、その産駒もオールカマーで複数頭が好走する非根幹距離重賞の巧者系。
また、昨年の勝ち馬で今年も出走を予定するジェラルディーナ(母父ディープインパクト)もそうであったように、ディープインパクトの血を持つ馬は非根幹距離での勝利実績や重賞連対実績を持つ馬が特に走るレース。
その戦歴、血統構成ともに当レース向きと言える1頭。
ゼッフィーロは、前走の目黒記念(東京芝2500m・G2)が上がり最速の末脚で僅差4着好走。
前述した通り、近年のオールカマーはスタミナ指向で距離短縮馬、近走上がり上位馬の期待値が高いレース。
血統構成は、ディープインパクト×Danehill Dancer。
過去5年の当レースで複勝圏内に好走した父ディープインパクト系5頭は、全馬が2勝クラス以上の非根幹距離で勝利実績、あるいは非根幹距離重賞or海外重賞で連対実績を持っていた馬という共通項。
本馬はこの実績こそないものの、前走の目黒記念はハナを切った馬が2着に逃げ粘る展開を1枠1番から出遅れて最後の直線では馬群の大外を回るといったロスの多い競馬。
それでも最後はメンバー最速上がりで差のない4着まで追い上げてきたように、まともなら勝ち負けに加われていた可能性も高く、いわゆる非根幹距離に対する適性は十分に示したと言える内容。
母ワイルドウインドも重厚なドイツ生産馬で、日本の非根幹距離重賞で走る典型。
ローシャムパークは、近年の当レースで期待値の高い父も母父も欧州種牡馬の構成。
母方が非根幹距離の重賞に強いエアグルーヴ牝系であることも強調。
近親アドマイヤグルーヴ、フォゲッタブル、ルーラーシップは、全て非根幹距離のG1レース連対馬。
この馬自身も、3歳時のセントライト記念(中山芝2200m・G3)では3着に好走したように、成長度も見込める現時点の完成度を踏まえれば、当時以上のパフォーマンスまで期待できる1頭。
推奨馬
エヒト
ゼッフィーロ
ローシャムパーク