「群読」をご存じですか?
いま 40代の方々が子供だった頃はやりました
平成一桁の頃です
詩を 群衆で交互に語ったり掛け合ったりして 声を合わせて
「集団の一体感」を培う手段のひとつです
学芸会や卒業祝賀会等の場面で披露しました
北原白秋 「祭り」もこの時はやった素材です
1人の子供が「祭りだぞーーー」と 通る声が会場に響きます
ドドンド ドン ドン ドンと和太鼓がリズムを作ります
「祭りだぞ!」 「祭りだぞ!」 「祭りだぞ!」と四方から声が上がります
「神輿が出るぞーーーー」
ドドンド ドン ドン ドン
「神輿だぞ!」 「神輿だぞ!」「神輿だぞ!」
ドンドン
「むこうハジマキきりりと締めて」・・・と 続きます
東京赤坂 日枝神社の山王祭を題材にした詩です
群読にすると キレと迫力があって映える教材です
今日はその山王祭の神幸祭
時代絵巻の行列です
溜池山王から 日本橋 八丁堀の下町から 銀座 日比谷を廻って
赤坂に戻る23kmに及ぶ山車行列です
10日ほど続く 江戸3大祭りです
江戸の人々は勿論のこと
明治時代に生きた北原白秋もウキウキしたことでしょう
現代の私たちも 氏子でなくても久しぶりのお祭りに ワクワクします
東京でなくても 日本各地にはその土地独自の「お祭り」があります
それを楽しんだり 地域の一員として子供みこしを担いだりすることが
子供にとっては 「地域への貢献」であったり
「郷土を愛する」心を育むことにつながるのではないでしょうか
宗教と教育は分離します
しかし 学習素材としての活用はありです
生活科や総合的な学習の黎明期
それらを活用して 「自分たちも地域の一員」という意識を培っていく実践を進めて 地域にも高い評価を頂きました
「ヒト モノ コト」をもう一度 見直してみましょう💘