自分探しツールの落とし穴ーマヤ暦とストレングスファインダーの光と影ー

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マヤ暦やストレングスファインダーは、ふと迷ったときに「自分ってどんな人だろう」「どう生きたいんだろう」を考えるきっかけになる便利な“自分診断ツール”。でも、その便利さゆえに――知らず知らずのうちに「これが私」「このタイプはこうだ」と決めつけてしまい、かえって自分の可能性や他人の多様性を閉じ込めてしまうことがあります。

私自身、過去に知らず知らずに決めつけてしまっていて、家族から「話したくない。ちゃんと伝わってる感じしない。」と言われた経験が・・・。だからこそ、ツールの“光”と同じくらい“影”にも意識を向けたいと思います。

~なぜツールは“使い方次第で危険”になるか~
ラベルや診断結果に「型にはめる」リスクがあるからです。

たとえばストレングスファインダーは、「34の資質」という枠組みで“才能や強みの傾向”を見える化するもの。確かに、自分の思考パターンや価値観に気づきやすく、自己理解の助けになります。 

しかし、注意すべきは「資質=固定された性格」「この資質だからこうだ」という“ラベル付け・決めつけ”をしてしまうこと。ある資質が上位にあるからといって、それが必ず行動や成果につながる保証はありません。言わば「可能性の種」にすぎないのです。 
マヤ暦も同じです。

このように型にはめることで、「このタイプだから苦手」「あのタイプだから合わない」と、互いの可能性を狭めてしまいかねません。

そうなると、せっかくのツールが“視野を広げる窓”ではなく、“狭い枠”になってしまいます。

~「万能ではない」という前提を忘れやすい~

そもそも、これらの診断ツールは“100%の答え”を与えるものではありません。ストレングスファインダーも、資質が上位だからといって必ずしも才能が開花する保証はなく、環境や努力、タイミングによって結果は大きく変わります。 
もし診断結果を過信して、それだけに依存したり、結果通りに生きようとしてしまうと、自分の可能性を狭めたり、自己肯定感を逆に傷つけたりするリスクがあります。

~ツールを使うときの、私の考える3つの留意点~
1. 診断結果は「きっかけ」「傾向」であって“絶対”じゃないと心得る

ストレングスファインダーの資質や、マヤ暦の紋章は、「あなたの可能性の方向性」を示すヒントにすぎません。
それを「私はこれだから…」「あの人はこうだから…」と決めつけず、「傾向の一つ」として受け止め、必要に応じて見直す余地を残すことが大切だと思います。

2. 自分だけでなく、“今の環境・状況”も見る

たとえ資質があっても、環境やタイミング、人間関係が合わなければ力を発揮しにくいものです。逆に、“苦手資質”と思えるものでも、環境が変われば活きることもあります。自分の“根っこ”と“育ち”だけに囚われず、今の自分や周囲の状況も含めて判断することが大切です。

3. 他人を“型”で判断しない。違いや変化に柔軟であること

人は皆、変化するし、成長する。診断結果はあくまで「その瞬間の私」。だからこそ、他者を診断結果だけで判断せず、言葉・行動・背景――今のその人を見て、“そのときのその人”として関わるようにしたいと思います。

~それでもなぜ私はツールを手放せないのか~

たしかに、これらのツールは“固定”に使えば、自分の可能性や他者の幅を狭めてしまう危険がある――そういうことは前に書きました。

でも、私がマヤ暦もストレングスファインダーも手放せない理由は、この2つの視点を手に入れたからこそ「どう在りたいか=ゴール」を見つけられたからです。

マヤ暦で「生まれ持った自分の性質」「魂の根っこ」と向きあい、
ストレングスファインダーで「今の自分の思考のクセや強み」を理解する。

この両方で自分を見つめ直すことで、
「私はこういう人」「私はこう在りたい」という、自分だけの理想の在り方――つまり“ブレないゴール”が、はじめて自分の中に見えてきたのです。

迷ったとき、誰かに流されそうなとき、悩んだとき。
そんなとき、この「根っこ」と「現在地」と「ゴール」を見比べる。
それが、私にとって“視野を拡げる羅針盤”であり、“自分を見失わないための道しるべ”になっています。

だからこそ、ツールそのものではなく、「どう使うか」が大切。
結果やラベルに縛られるのではなく、自分の内側を見つめ直し、自分だけの道を描くための“ツール”として、これからも大切に使っていきたいと思います。

~若い世代へ ― ツールとの付き合い方で“未来”を決めすぎないで~

もし今、「自分探し」をしていたり、「自分の軸」をつくりたいと思っていたら…

マヤ暦やストレングスファインダーのようなツールは、有効なヒントになると思います。だけど、結果に縛られすぎず、「今の自分」「これからの自分」「可能性」を自由に残しておくこと。

それが、視野を広げ続けること――つまり、未来を自分で描き続ける力になると思います。
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