こんにちは。
ルーン占い師ルエルです。
今日のルーンはフェオ(フェイヒュー)。
フェオ(フェイヒュー)といえば、真っ先に思いつく言葉は「財産」でしょう。
そして、財産というとお金をはじめとする動産、不動産の類を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
フェオ(フェイヒュー)にはもちろんそういった直接的な財産の意味もあります。
しかしそれだけではありません。
自分自身を振り返ってみて、人生の財産と呼べるものにはどんなものがあるでしょうか。
このルーンは、そんなあらゆる豊かさをもたらしてくれるすべてに当てはまるともいえます。
フェオ(フェイヒュー)は、乳牛として表されることもあります。
ウル(ウルズ)が荒ぶるような雄牛を表すのに対して、フェオ(フェイヒュー)は産み育てる雌牛という対比を見出すことができます。
財産=金銭と考えると取り違えてしまいやすいのが、このルーンの注意点でもあります。
棚ボタ式に手に入るお金やモノ、ギャンブルなどの幸運ではなく、あくまで自分が持っているものをコツコツ育てることで築いてゆく財産、それがフェオ(フェイヒュー)です。
そして、その財産は金銭だけではないということは上にも書いたとおりです。
誠実に人と関わることで築いてきた人間関係・人脈。
持っている才能を腐らせずに伸ばしてきたことで得てきた経験値やスキル。
そういったものも、ここに含まれるというわけです。
ルエルがこのルーンを読む時には「わたし(あなた)は充分に満たされ、持つべきものを持っている」というメッセージを受け取ることが多いです。
さらに言うなら、「すべては揃っているのだから、思い切って挑戦しなさい」です。
さて、今日はフェオ(フェイヒュー)の逆位置、リバースが出ています。
この場合、
「まだ時が満ちていない」
「準備が整っていない」
「材料が揃っていない」
あるいは、
「結果を焦りすぎていないか?」
というふうに読みます。
また、
「悪い財産(借金や散財、またはネガティブな気持ちなど)が育っている」
という可能性もあります。
フェオ(フェイヒュー)の逆位置については、テキストによっては「その願いは叶わないでしょう」といったバッサリとした言葉が書かれていてドキリとすることもあります。
たしかに、手持ちの材料で勝負するしかなく、これ以上どうにもできない状態でこのルーンが出たのであれば、そう読めるかもしれません。
しかし、そのときはもっと絶望的な別のルーンが出てくるような気もします。
このルーンはあくまで「今、持っている(あるいは、持っていない)さまざまなもの」に焦点をあてているのだとルエルは思います。
今回、ルーンストーンの逆位置が出ました。
正逆をどう読むか。
これはタロットリーディングをはじめ、多くの占師が一度は悩んだことがあることではないかと思います。
正逆を採用する・しないに関わらず、共通するのは
「もととなる事柄は同じで、それがポジティブに出ているかネガティブに出ているかの違い」
といえるでしょう。
ルーンストーンをワンオラクルではなくキャスティング(ルーンストーンを投げて占う)やスプレッド(タロットのように複数枚を展開して占う)で用いる場合は、正逆に関わらず前後の「文脈」で決めるという人もいます。
ルーンリーディングにおいては、カードと違って正逆の判断が難しいことも多々あります。
ルエルは楕円形のストーンを使っているので、手で引く場合は上下を定めて取り出します。
そのため、正逆を採用する場合でも「正か逆か」で迷うことはあまりありません。
しかし、ほぼ真ん丸だったり、ランダムな形のストーンであったりすると真横を向いて出てきてしまったりすることもありますよね。
こういうときは、「直感できめる」あるいは「正逆どちらかになるまで時計回りに回転させる」というやり方が一般的なようです。
楕円形でもキャスティングなどでストーンがあちこちを向いてしまう場合にはこのやり方でOKです。
ルエルの場合は、キャスティングでナナメや真横を向いているときはそのまま読んでいます。
つまり、「30°くらい上向く感じでポジティブな意味なんだな~」とか、真横で右を向いているなら「このルーンは未来に向いているな」とか、そういう読み方です。
ちなみに、昨日のワンオラクル(ウィン・ウンジョー)では、引く瞬間に「上下を逆にして引け!」と思い浮かんだので、そのように引きました。
そして、「今ある不満が転じて喜びとなる」と読みました。
このように、ルーンは占者のセンスや直感がかなりフレキシブルに反映されるツールだと感じています。