心のドアを開けるという話。

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人との距離は遠い方が安全だろうか、 近い方が安全だろうか。

 遠くにいれば嫌な事をされることもないし、 自分の中の自分の時間や領域を侵害される事もない。

 ただ困るのは、 人と離れていると淋しい虚しい感じがすることだ。

 あなたが子供の頃、 大人達は無神経にあなたの心に出入りしてたくさんの傷を残した。

 ある日、あなたは決心する。

 「もう誰も自分に近づかせない。二度と傷つくのはごめんだ」

 あなたはあらゆる手段を使って人を遠ざけ、 心にたくさんのワナを張りめぐらした。
 もう誰もあなたには近づかない。平和で空虚で退屈な日々が続く。

 あなたの心の深い所で声がささやく、
 「こんな退屈な日々は耐えられない。 何か事件でも起こしてやりたい。皆を大騒ぎさせてやりたい」
 それからまもなく、あなたの周りに事件が起こり始める。

 それは不倫かもしれないし、 事故やいさかいかもしれない。

 とにかく人を騒がせ注目を集められれば何でも良いのだ。

 しかし、あなたが本当に望んでいることはそうではない。

 ただ昔閉じてしまった心のドアを開けたいのだ。

 もう一度世界とのつながりを取り戻したいのだ
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