本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。
人について考えよう。
本日のテーマは、
「人が注目するもの」
です。
「つまり、人より仕事ができて、なおかつ楽しんでいれば相談されるということですよね」
「まぁ、楽しんでいるというのを判断するのは、相談する側なので」
本人が楽しいかどうかではなく、相手がどう思うかが重要。
「なるほど・・・」
「どうかしましたか?」
「いえ。大前提で、人より仕事ができないとダメだなと思って」
「まぁ、仕事ができれば、それにこしたことはありませんが。それだけじゃないですよ」
「そうなんですか!」
彼の瞳が輝き始める。
「先程もお伝えしたように、相談されるのは仕事ができる。だけではありません」
「他に何があるんですか?」
「こんな実験を知っていますか?」
とある心理学の実験のお話。
ニューヨークの街中を、若者が歩いていた。
ふと正面を見ると、
1人の老人が上を指差しながら、空を見上げている。
大都市の高層ビルがめずらしいのだろうか。
若者は気にせず通り過ぎる。
すると、
今度は中年の若い夫婦が、上を指差しながら空を見上げている。
「何かあるのかな」
そう思った若者は・・・。
「どうしたと思います?」
「え」
話を途中で止めると、彼は驚いている。
「若者はどうしたでしょうか?」
「いや、なぞなぞじゃないですよね」
「はい、心理学の実験のお話です」
彼は考える様子もなく、一言。
「上を見たんじゃないでしょうか」
「なぜ、上を見たんですか?」
「なぜって、周りの人が見てるからです」
「周りの人が見てたら、見ます?」
「いや、だって。気になるじゃないですか」
周りの人が見ていたら気になる。
「僕のところへ相談に来られたのはなぜですか?」
「え」
もう一度確認してみる。
「僕のところへ相談に来られたのはなぜですか?」
「相談しようと思ったからです」
「そのキッカケはなんですか?」
僕と出会ったキッカケは、
「人に紹介されたからです。えーっと、これなんですか?」
質問が続いたせいか、彼は戸惑っている。
「この2つの話に共通点はありませんか?」
「共通点・・・」
人が注目して上を見上げた若者と、人に紹介されて人を訪ねた自分。
「なんでしょうか」
「2つの話のキッカケは?」
「人・・・ですか」
「正解です」
上を見上げる若者と、自分が人を訪ねるキッカケ。
その共通点は「人」
「つまり、人が注目するものに、人は興味を持つということですね」
「ニューヨークの若者の話もですか?」
「はい。実際、3人が上を見上げていたら、後から来た人の大多数は上を見上げたという実験結果があります」
人は周りの人の反応で、人や物を評価する。
「そうなんですかね?」
「はい。商品が並んでるだけでは人は魅力を感じませんが、人が行列で並んでたら?」
「何があるんだろうって思いますね」
「そう」
「え。でも職場って関係なくないですか」
「職場で3人の人間からいい評判を貰えれば、どうなりますか」
「ああ、なるほど。周りも注目しやすくなるってことですね」
「そういうことです」
彼には課題を与え、この日の相談は終了したのでした。
追伸
今回の話。分かりやすく言うと、人気のお話です。
「仕事ができる」
というのは確かに注目される要素ではありますが、
人気の基準はそれだけではありません。
・人に優しい
・気遣いができる
・愛想が良い
など、仕事に関係のないことでも、人からの評価につながります。
逆を言えば、
いくら仕事ができても、
人に冷たく、気遣いができなくて、愛想が悪い人は嫌われてしまいます。
両方できるのがベストですが、一歩ずつ。
自分にできることからチャレンジするのもいいかもしれません。