本日も記事を読んでいただいて、ありがとうございます。ひろです。
人について考える。
本日のテーマは、
「相談したい相手」
です。
「ずば抜けている人は、逆に相談を受けることは少ないと思いますよ」
「そうなんですか!」
彼が身を乗り出している。
「ぜひ相談を受けるのに最適なやり方を教えて下さい」
「分かりました」
とりあえず・・・。
「基本的には家庭で相談を受けるのと同じような感覚になるとは思うのですが」
「はい。相談されるような・・・ですよね」
「そうです。ただ、職場には明確なものがありますよね」
「明確なもの??」
時にグラフやら数字で表される。
「売上とか」
「ああ、ありますね」
「その数字や成績で人は優劣を判断したりします」
「そんな極端でもないような気が・・・」
「もちろん。職場によると思います」
社員に競争させて、売上を伸ばす会社もあれば、みんなで頑張ろうの会社もある。
「でも家庭にはない。明確な基準ですね」
「確かに・・・。妻の家での仕事がどれくらいすごいのか。いまいち分からないですからね」
奥様の貢献度は数字化されないので、軽んじてしまう旦那さんも多い。
「でも、その数字の話だったら、売上が高い方が相談される確率は上がると思いますけどね」
「そうですね。職場で売上を上げている方は想像できますか?」
「はい。うちの会社にもいるので」
「相談を受けられてます?」
「うーん。役職なので、それなりに受けてるとは思います」
「その方は仕事が好きそうですか?」
「好きだと思いますよ。仕事が趣味ってぐらいの人です」
「では、その人のようになりたいですか?」
・・・。
急に訪れる沈黙。
「いや、すごいとは思うんですけど。あそこまでにはちょっと・・・」
「なぜですか?」
「いや、プライベートまで仕事に回してるので。そこまでしてなりたいかと言われると」
「その人の事は嫌いじゃないですよね?」
「はい。それでも・・・」
さっきまでの前のめりだった姿勢が、みるみる変わっていく。
「相談しやすいですか?」
「いえ。そう考えたら、相談しにくいかもしれません」
「それは誰の判断ですか?」
「え。僕ですけど・・・」
つまり、相談をする側が、自分の印象で相談相手を決めている。
「どんな人だったら、相談しやすいですか?」
「それは、仕事の成績が良くて、楽しそうに仕事してたら・・・相談してみたいですね」
「先程の方は楽しそうではなかったですか?」
「いつも数字と戦ってる印象で、大変そうだったので」
答えが出た。
「つまり、今おっしゃったような人になれば、職場の方から相談されると思いますよ」
「あ、なるほどですね!」
彼は大きく頷いたのでした。
追伸
能力がずば抜けている人は、だいたい努力をしています。
オリンピック選手などを見れば分かりますが、
やはり大舞台に立つために、常人では考えられないような練習をしていたりします。
「オリンピック選手みたいになれるから、あの練習を一緒にやろう!」
そう言われても、ちゃんとした目標や志がない限り、人はやろうと思いません。
そしていつしか、
「自分とは違う」
という線引きをしてしまいます。
みんな本当は分かってるんですよね。
努力すれば、人はそこまでできるようになるって。
ただ、そこまでしてやりたいかどうか。
努力できなくてもできる方法はないか?
を考える。
その最たるものが、
「◯◯するだけで痩せる」
というダイエット広告です。
うさんくさいですが、みんな注目しますし、お話を聞きにいきます。
そう考えると、
「本人が望む結果と、欲しい情報を持っているかどうか」
これが相談相手に求められる条件なのかもしれませんね。