あなたは為替相場が何を基準に動いているか知っていますか?
これって意外と知らない人、多いんですよ
値動きの真実を知っていれば完全無裁量や、自動売買で勝ち続けることがどれほど難しい事かわかるはずです
気になった方はぜひ最後まで読んでいってください
そもそも値動きとは
為替相場の値動きはズバリ需要で決まります
そんなこと知っているという方も少々お付き合いください…
知らない方のためにUSD/JPYという通貨ペアを例に簡単に解説します
画像を見ると上昇しているのがわかりますね
この時USD/JPYは買われていると表現されます
円に対してドルの方が需要のある状態です
簡単に言うとみんながドルを欲しがっているので上昇しています
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さっきとは逆に下がっていますね
この時USD/JPYは売られていると表現されます
円に対してドルの方が需要がない状態です
つまりみんながドルを手放したがっているので下降しています
(円を欲しがっている)
値動きについてざっくり理解してもらえたでしょうか?
画像を見ると
ある程度流れが続いていますよね?
みんなが欲しい時に買い
みんながいらないときに売る
値動きが需要で決まるFXでは大衆と同じことをすると勝てます
トレード手法でトレンドフォローがおすすめと言われるのはこのためです
上がっている時に買い、下がっている時に売る
トレンドフォローに徹することで簡単に稼げます
というのは真っ赤なウソです!!
なぜなら値動きは需要だけで動いているわけではないからです
ここからが本題です
FXをやっているとおかしなことが起きます
『今まではこのタイミングで買えば勝ててたのに…』
『普段ならここで下がるはずなのに…』などなど
いわゆる"ダマし"と呼ばれるものです
このダマしがあるが故に無裁量や自動売買の優位性が低くなってしまいます
解説していきます
FXの"勝ち"は2種類ある
それが以下の2つです
・大衆と同じことをしたから勝った
・大衆と逆のことをしたから勝った
矛盾してますよね?
ですが、ある程度経験がある方なら納得しているのではないでしょうか?
これこそが、無裁量や自動売買で勝ち続けるのが難しい最大の理由です
(ダマしに合っても耐えられるLotや取引ルールのものなら勝ち続けられると思います。がそういったものは短期間で多くは稼げないのではないかと…証拠金が山ほどあれば話は別ですが…)
大衆と同じことをしたから勝った
これは上述した通り、需要で値が動くからです
みんなが欲しいから価格が上昇し、価格が上がるからまたみんなが買う
そうしてどんどん上昇しているのが今のドル円です
ドル円の週足チャートです※ロウソク足1本が1週間の値動きを表しています
大衆と逆のことをしたから勝った
これは簡単に言えばダマしが発生した時のことです
ダマしとは市場(機関投資家)が溜まったポジションを狩りに行く時に起こるものです(これがすべてではないと思いますが)
聞いたことあると思いますが、個人投資家狩りというやつです
これがなぜ起こるかと言うと、ある程度チャートを分析できると利確位置や損切り位置が似たような場所に固まります
普段はだからこそ勝てます(大衆と同じことをしているため)
そこを狙われるのです
一般的に相場が大きく動く時は損切りの連鎖によって動くと言われています
手っ取り早く利益を得るには大勢を損切りさせるのが一番効果的なのです
ドル円5分足チャートです※ロウソク足1本が5分間の値動きを表しています
これは個人投資家狩りではなく最近話題の日銀為替介入時のチャートですが
ここで売っていた人は大衆と逆のことをしていた人です
直近のファンダメンタルズの状況とテクニカル分析の状況ではまだ買いが圧倒的に有利な状態でした
そのため買いのポジションを持っていた人が多くいたと推察されます
そこに日銀の大規模なドル売り(円買い)が入りその人たちのポジションを狩り取って大きな陰線が出来上がっています
これ、無裁量で勝てると思いますか?回避できると思いますか?
自動売買で爆益が狙えるのでしょうか?
もちろん裁量でこれを取るのもかなり難しいですが、前述した2つの勝ちを普段から意識していれば準備はできます
短期間に爆益を狙うのであれば
このような場面で大衆と逆のことをしなければいけません
そのためには裁量トレードの技術を身に着けるのが1番です
以上が値動きの真実です
まとめ
長くなってしまったのでまとめます
・値動きは需要だけで決まる訳ではない
・勝ちには【大衆と同じことをして勝つ】と【大衆と逆のことをして勝つ】の2種類がある
・短期間で稼ぎたいのであれば大衆と逆のことをしなければいけない
・そのためには裁量トレードの技術を身に着けるのが1番
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
不明な点があれば質問も受け付けているのでお気軽にどうぞ
また次の記事でお会いしましょう!