GWなのでキャッシュフローについて考えてみる(2)

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企業経営の実態を表す重要な指標として、財務3表というものがあります。
財務3表とは「損益計算書(P/L)」「貸借対照表(B/S)」「キャッシュフロー計算書(C/F)」の3つのことです。

収入と費用をベースとする損益計算書

損益計算書は一定期間の収入がいくらで費用がいくら、収入から費用を引いた利益(あるいは損失)がいくらであったかを示すものです。

本業の営業活動で得た売り上げ(売上高)から仕入れ原価を差し引いた利益がいわゆる粗利(売上総利益)です。そこから販売費および一般管理費(人件費やテナント家賃など)を引いた残りが営業利益になります。この営業利益は「本業で上げた利益」のことなので、この時点でマイナス(営業損失)を計上している企業は要注意ということになります。

営業利益に本業以外での収入と費用を足し引きしたものが経常利益です。利息や配当金、家賃収入など本業以外の収入により、営業赤字でも経常利益に転じるということはあります。経常利益に、その時だけ単発的に発生した利益(特別利益)や損失(特別損失)を加減算したものが税引前当期利益となり、さら
に法人税その他税金を差し引くと最終的な当期利益になります。

特別利益や特別損失の原因となるのは、多くが有価証券や不動産等の売却に伴う利益・損失です。

資産と負債のバランスを見る貸借対照表

貸借対照表は、決算日時点の企業の資産と負債の状況を表しています。企業の保有する資産がどれだけあり、それに対していずれ支払わなければならない負債がどれだけで、資産から負債を引いた残りの純資産がどれほどであるかを示すものです。

貸借対照表の構造は、左側に資産の部が、右側の負債の部と純資産が記載されます。左側の合計と右側の合計は常に一致する決まりとなっています。

流動と固定

貸借対照表を見るうえで重要な用語が「流動」と「固定」です。流動とは「1年以内」を表し、流動資産であれば1年以内に現金化できる資産のことで、流動負債というのは1年以内に返済しなければならない負債です。

流動資産を流動負債で割った流動比率が100%に満たない場合は、近いうちに資金繰りに窮する可能性があることを示しますから、危険を表すシグナルとなります。

一方の固定は「1年超」を意味するので、固定資産といえば1年以内には現金化できない資産のことです。

損益計算書と貸借対照表の概略を理解したところで、キャッシュフロー計算
書について詳しく解説していきましょう。(続く)
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