『「ねば」はいらない』
記事
コラム
私達は真面目だから
出来事や自分が起こしたことについて
気づくと何か思考し改善策を
探している
というか
「勝手に頭に浮かんでいる」
と言う方が近いかもしれない
無意識のうちに
出来事への良い悪いを判断している
起きたことが良いことと思えば
上手くいったと思えば
「やったー!」「すごい!」「よし!」
とポジティブな感情を
起きたことが望まないこと
思うようにいかなかったと思えば
「うわー」「最悪」「あーあ」
とネガティブな感情を
普段どちらを意識する比率が多いか…
私は圧倒的に後者でした~!
こんなふうに人は
出来事に対して感情を味わいながら
そこに続く思考で
自分をジャッジしている
ここでポイントになるのが「判断!」
ポジティブ=良いこと
ネガティブ=悪いこと
といった一見当たり前の判断ですが
この出来事に対する判断と
自分の価値を
結びつけてしまっていることがあって
「自分が○○だから○○が起きた」
「自分が○○だからこういう結果になった」と
・ダイエット中なのにまた食べ過ぎてしまった
・早起きして良い一日をスタートさせたかったのに
布団から出られなかった
・子どもにガミガミ言ってしまった
・職場のあの人がいつも嫌味を言ってくる
・相手からこんな扱いをされた
もし自分を「ダメ」として
ダイエットの体験をしたら
「自分で決めたこともやり通せないんだ
意思弱っ!はい明日の朝食抜き~!」
もし自分を「オッケー」としてたら
「美味しくてつい食べ過ぎちゃった!
しあわせ~♡じゃあ明日の朝はお腹を休めようかな」
こんな違いが出てきます 笑
上のパターン怖いっ!でもやってた~!
出来事をフラットにすれば
判断は自分次第♪
こういった
出来事に対する自分の内側とのやりとり
一度や二度ならまだしも
何度も繰り返し体験することで
「またやってしまった」
「またされた」と
「また」になり
「やっぱり自分は(あの人は)」
へと育っていく
知らないうちに溜まっていった
好ましくない印象
そういった自分や
(時に)相手であることを前提に
判断が行われているから
これじゃあダメだ→
「もっと○○せねば!」になる
もっと頑張って自分を良くしないと
とか
相手が変わるまで闘わなければと
頑張ろうとする
今までそれで上手くいったこともあったし
頑張ることで成長を感じることもあった
でもそのやり方では
どこか苦しいし
なんだか喜びも感じられない
心の声が怖すぎて 笑
前提が「好ましくない自分」
だったり「変わって欲しい相手」
になっていると
「今のありのまま」を受け入れられていない
「○○ができるようになったら受け入れるね」
と条件付きになっているから
自分を成長させるため、良くするため
と思ってた
数々の自分へのダメ出しが
無意識領域の自分を
まさかの
「ダメな自分」にしてしまっていたとは
その前提では
望まないことが起きる度
思うように出来なかった時
「ほらね」とか「やっぱりね」と
自分への悲しいジャッジを
強化してしまう
この負のループから抜け出すことは
「できる自分になる」ことではなく
「○○せねば」を課すのはやめて
「今の自分でいい」と
自分が認めてあげること
今の自分でラクに出来ることを
鼻歌うたいながらやっていくこと
その方がどうしたって上手くいくから
優しく、ユルく行こう♪
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