アマゾンで競争の少ないブルーオーシャンカテゴリを見極める!アマゾン広告(amazon ad)を使った競争の激しさを見極める方法。

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ビジネス・マーケティング

市場の大きさよりも、競争の少なさを見極める方が大事。

アマゾンで販売を開始する際に、sellere sprite(セラースプライト)を活用して市場規模を調べる方は多いと思います。
しかし、アマゾンでは市場規模が大きければ売れやすい、というわけではありません。市場規模が大きければ大きいほど、その分競争が激しい為です。

アマゾンで売上を作るためには検索結果の1ページ目以内に表示させることが大事です。7割以上のお客様が検索結果の1ページまでしか見ない為です。ところが、競争の激しいカテゴリの場合だと1ページ目以内に表示させるのは至難の業です(頑張れば頑張るほど、めちゃくちゃ広告費もかかります)。

予算の少ない個人や中小企業の方がアマゾンで販売する場合は、市場規模の大きさではなく、競争の少ないカテゴリを探す方がオススメです。

競争の激しさをアマゾン広告の推奨入札単価で推測する。

アマゾン内での競争の激しさを調べるのに活用できるのが、アマゾン広告(amazon ad)です。アマゾン広告はセラーセントラルに口座を持っている方であれば誰でも使えます。

アマゾン広告の設定画面で、カテゴリ毎に推奨入札額が自動提示されます。
(推奨入札額とは広告を1クリックした際にかかる広告費用の推奨額です)
推奨入札額が高ければ競争が激しい、低ければ激しくない、という見方ができます。

アマゾン広告で推奨入札額を調べる手順

実際にアマゾン広告の画面を使って推奨入札額を調べる方法をご案内します。

①キャンペーンの種類でスポンサープロダクト広告を選ぶ
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②ターゲティングでマニュアルターゲティングを選択
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③商品で自社の商品を選択(何の商品でも構いません)
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④ターゲティングは商品ターゲティングを選択
⑤商品ターゲティングでカテゴリーを選択
⑥検索を選択
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⑦ここで、カテゴリの一覧が表示され、カテゴリ毎の推奨入札額が表示されます。
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推奨入札額が大きければ大きいほど競争は激しいです。
上記のキャプチャの例だと、食品・飲料・お酒は入札額83円(最高で328円)と、かなり競争は激しいカテゴリです。市場規模は大きいカテゴリですが、新規参入するにはかなり難易度が高いと言えます。

目安として、現在のデフォルトの初期設定入札額は40円なので、40円以下なら競争は少なく、40円を超えると競争は激しい、という見方でチェックするのが良いと思います。

ちなみに、推奨入札額は常に変動しますので、一度調べた価格が絶対的な正解では無いうことはとどめておいてください。ただ、そこまで大きく変動するものでは無いので、カテゴリの競争の激しさを調べるにはとても有効な情報になります。

競争の少ないニッチなカテゴリで需要のある商品を出すことができれば、経験の無い新規参入の方でも一気にカテゴリ1位を獲得することも夢ではありません。何の商品を扱うかでお悩みの方は、まずは競争の少ないカテゴリの中で需要のある商品を探してみることがオススメです。



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