こんにちは。
今日は写真の植物についてお話しようと思います。
庭の設計をしていると、よく○○○○が可愛いとか、植物の姿だけで植えたいと言われる方がいらっしゃいます。
私も仕事柄、植物に関しては多少なりとも、知っているつもりです。
でも、この世の中に何千、何万と種類のある植物のすべてを知っているわけではありませんが、植物やお庭の正しい知識を持って植物やお庭を楽しんで欲しいと思い、あえて注意してほしい事を発信していきたいと思います。
写真の植物、皆さんはご存じでしょうか?
その可愛さから思わず植えてあったり、売っていたら手に取ってしまいそうですね!
可愛い事もあってイラストにしても可愛いです。
その名は『スズラン』です。
聞いたことがある方も多い植物ではないでしょうか?
姿も名前も可愛いですから、知名度は高い植物だと思います。
しかし、このスズラン、可愛い姿とは裏腹になんと青酸カリの15倍もの毒があったりと、かなりの猛毒を持ってたりします。
花、茎、根と全体に毒があり、花粉にも要注意です。
万が一、スズランの毒を摂取してしまうと、頭痛やめまい、吐き気を引き起こし、血圧低下、心臓麻痺を起こす可能性があります。
少量であれば、吐き気や頭痛、めまいといった症状がほとんどですが幼児やペットなど、身体が小さいほど、致死量も少量です。
これらの症状は、スズランの毒を摂取して1~2時間程度で出てきます。
人によっては、もっと早く症状が出る可能性も有ります。
キッチンの側や食卓などに生けたりするのもお勧めできません。
花粉などが食材についてしまっては、とても危険です。
過去には、お子さんがスズランを生けていたコップの水を誤飲して亡くなった事例などもあります。
ガーデニングの際も、花の香りを嗅ごうと花粉を吸いこんでしまったり扱いには注意してほしい植物のひとつでもあります。
万が一香りを嗅ごうとして目や鼻についてしまったら、すぐに洗い流して病院に行ってください。
白い花も可愛いですが、赤い実を付けることから、小さなお子さんが興味を持ってもおかしくありません。
また、スズランが発芽する時期は山菜採りの時期と被っていて3月~4月頃だったりします。
そんなスズランと似たものも存在します。
それは、『ギョウジャニンニク』ネギ科の山菜です。
山菜だから大丈夫と思って採ったものがもしスズランだったら・・・
想像するだけで怖いですよね。
私も、山など多くの植物が自生している状態で、スズランとギョウジャニンニクを間違わずに見分ける自信は正直ありません。
山菜取りなどは、ちゃんとプロの方と一緒にすることをお勧めします。
ここまで、色々とスズランの危険性を書いてきましたが、
お庭に植物を植える際や、摘んだ植物を生けたり、人にあげる際、本当にこういった知識を少しでも持つことで、思わぬ事故を防ぐ事が出来ると思います。
ちゃんと知識を持って植物を鑑賞したりする事はとても大事で、全く知識を持たず、無意識に触ってしまったり、触った手で何かを食べてしまったり、万が一の事がないように、していきたいものです。