「もっと集客しないと。」
売上が下がると、多くのお店が最初に考えるのは新規集客です。
SNSを始める。
広告を出す。
クーポンを配る。
もちろん、それらも大切な取り組みです。
しかし私は、25年以上飲食業の現場で働いてきて、
本当に最初に考えるべきなのは、「また来たい」と思っていただけるお店づくりではないかと考えています。
立地によって、戦い方は変わります。
もちろん、すべてのお店がリピーターだけで成り立つわけではありません。
観光地。
駅前。
商業施設。
こうした立地では、新規のお客様を獲得し続けることも重要な戦略です。
しかし、その場合でも必要なのは、
「また来たい。」
あるいは、
「誰かに紹介したい。」
と思っていただける体験です。
今はGoogleの口コミやInstagramなど、お客様自身が情報を発信する時代です。
「この料理、おいしかった。」
「このお店、良かった。」
「また行きたい。」
そう思える体験があれば、お客様は自然と写真を撮り、口コミを書き、友人や家族に紹介してくださいます。
新規集客とリピーターづくりは、別々のものではありません。
良い体験が口コミを生み、その口コミが次のお客様を連れてきます。
だから私は、集客よりも先に、お客様が体験を共有したくなるお店をつくることが大切だと考えています。
「また来ていただきたい」と、本気で思えていますか?
ここで、私が一番大切だと思っていることがあります。
それは、
本当に、また来ていただきたいと思えているか。
ということです。
お客様は売上ではありません。
客数でもありません。
数字でもありません。
一人ひとりが、大切なお客様です。
私は普段から、
「お客さん」
「客」
という言葉をほとんど使いません。
「お客様」
という言葉を大切にしています。
それは、言葉遣いの問題ではありません。
限られた時間の中で、自分たちのお店を選び、お金を払い、時間を使ってくださる存在だからです。
その感謝の気持ちがなければ、本当の意味で良いサービスは生まれないと思っています。
オーナーの想いは、スタッフ全員に伝わっていますか?
そして、もう一つ重要なのは、
その想いをオーナーだけが持っていても意味がないということです。
料理人。
店長。
アルバイト。
お店で働く全員が、
「また来ていただきたい。」
その気持ちを共有できているでしょうか。
もし、その想いが共有されていれば、
笑顔。
挨拶。
気配り。
料理を提供するタイミング。
何気ない会話。
そうした一つひとつの行動に表れます。
反対に、
作業だけをこなしているお店では、お客様もその空気を感じ取ります。
お客様が覚えているのは、「体験」です。
以前の記事でもお伝えしましたが、
お客様が最後に評価するのは価格だけではありません。
料理。
接客。
店内の雰囲気。
居心地。
スタッフとの会話。
その日、お店で過ごした時間すべてを含めて、
「この金額なら、また来たい。」
と感じるかどうかを評価しています。
だからこそ、お店が提供するのは料理だけではありません。
お客様の記憶に残る体験そのものなのです。
信頼の積み重ねが、お店の未来をつくる。
私は、
飲食店は料理を売る仕事ではなく、
お客様との信頼関係を築く仕事だと思っています。
また来ていただきたい。
その想いをスタッフ全員で共有する。
その積み重ねが、
口コミになり、
紹介になり、
リピーターになり、
そして、お店の未来につながっていきます。
飲食店の課題を、一緒に整理しませんか?
新規集客。
リピーターづくり。
口コミ対策。
店舗運営。
売上改善。
課題はお店によって異なります。
私は25年以上、料理人・店長・マネージャー・事業部長として現場に立ち続けてきました。
数字だけではなく、お客様の体験や現場の空気、そしてスタッフの想いまで含めて課題を整理し、お店に合った改善策を一緒に考えています。
お気軽にご相談ください。