「値上げをしたらお客様が来なくなる。」
飲食店では、この不安をよく耳にします。
確かに、理由もなく価格だけを上げれば、お客様は離れてしまうかもしれません。
しかし私は、25年以上飲食業の現場で働いてきて、
「価格ではなく、価値で選ばれるお店になること」
が何より大切だと考えています。
お客様は、単純に一番安いお店を探しているわけではありません。
「この価格でも食べたい。」
「この人に会いたい。」
「このお店だからまた来たい。」
そう思える価値があるから、お金を払ってくださいます。
だから値上げを考える前に、
自分たちのお店は、お客様にどんな価値を届けているのか。
価格以上の満足を感じていただけているのか。
そこを見直す必要があります。
お客様は、本当に価格だけを見ているのでしょうか?
私は、お客様は価格だけを見て判断しているとは思いません。
もちろん、お店を探すときには、
コース料理の価格やランチの価格を比較するでしょう。
媒体に掲載する価格設定はとても重要です。
地域の相場。
競合店。
トレンド。
これらを調査し、自店の立ち位置を把握することは経営者の大切な仕事です。
しかし、お客様が最後に評価するのは価格ではありません。
「今日支払った金額は、この体験に見合っていたか。」
そこを評価しています。
料理。
接客。
店内の雰囲気。
提供スピード。
スタッフの笑顔。
一緒に過ごした時間。
そのすべてを含めて、お客様は満足度を判断しています。
値段ではなく、価値を磨く
料理の品質。
接客。
清潔感。
居心地。
スタッフの笑顔。
価格以外にも、お客様が感じる価値は数え切れません。
もし価格を上げるのであれば、
それ以上の価値を提供できるよう、お店も成長しなければなりません。
だから私は、
価格だけではなく、商品そのものや、お客様が体験する価値も見直す必要があると考えています。
安売りは、解決策ではありません。
売上が落ちると、
「値引きをしよう。」
「クーポンを配ろう。」
そんな考えになりがちです。
しかし、それは一時的に来店していただくきっかけにはなっても、お店の価値を高めることにはつながりません。
私は、
価格を下げる努力よりも、価格以上の価値をつくる努力
の方が、長く愛されるお店につながると考えています。
お客様に選ばれる理由をつくる
飲食店は、お客様との信頼で成り立つ仕事です。
価格だけで比較されるお店ではなく、
「あのお店だから行きたい。」
「また来たい。」
そう思っていただける理由をつくること。
その積み重ねが、お客様との信頼になり、売上につながっていきます。
そして、その価値は一日で生まれるものではありません。
経営者も、店長も、料理長も、
常に学び、技術を磨き、お客様に必要とされる価値を提供できるよう成長し続けることが必要です。
「今できること」を提供するだけではなく、
「お客様が求めていることができるようになる。」
その姿勢こそが、長く愛されるお店をつくるのだと私は考えています。
飲食店の課題を、一緒に整理しませんか?
価格設定。
メニュー構成。
店舗運営。
集客。
売上改善。
現場には、お店ごとに違う課題があります。
私は25年以上、料理人・店長・マネージャー・事業部長として現場に立ち続けてきました。
数字だけではなく、お客様が感じる体験価値まで含めて課題を整理し、お客様に選ばれ続けるお店づくりを一緒に考えています。
お気軽にご相談ください。