内定のための会社選びとは

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就活を始めるとまずどの会社を受けようか?と考えることになります。会社の規模(大きさ)、事業内容、将来性などなど、何を基準にして選ぼうか?と悩むはずです。ここで目につく、気になるのは「名前を知っている会社」ではないでしょうか。
BtoCで利益をあげている会社は特に私たちの目に留まりやすく、興味を惹かれるものでしょう。逆にBtoBの会社はどんなに良い会社だったとしても目に留まらず、興味をなかなか持てないものです。
そんなわけで、就職活動シーズンがやってくると、今まで目にしていなかった会社のCMが流れたりします。最近はテレビCMだけでなく、Youtubeなどでも広告を流している企業も出ているようですね。こうして学生への認知度を上げようとしている会社がBtoBには多くあります。会社も就活生に知ってもらおうと必死です!

とはいえ、やはり気になるのは知っている名前の会社。就職活動を始めたばかりの頃はBtoCで自分が知っている会社を受けることも良いと思います。記念受験なんてことも言われたりしますね。受験する資格(学歴や経験など企業が記載している条件を満たしている場合)があるのであれば、チャレンジをすることは良いと思っています。
就職活動は経験値もとても大切になります。受験をして落ちることも経験値になります。特にBtoCで社会に浸透している会社は受験にくる学生のレベルも様々だと思います。説明会に参加できるのであれば、周りを見渡してみると良いでしょう。その中にはとても勉強ができそうな学生もいるでしょう。コミュニケーション能力だけで乗り切ろうとしている学生もいるかもしれません。
そのような学生を見ることも、また経験値に繋がります。とはいえ、有名な会社へ受かる学生はほんのひと握りです。


ではどのように会社を選んで就職活動をしたら良いのでしょうか?


内定が出るためには、自己分析・他己分析をして、自分に合った会社を選ぶことが大切です。自己分析結果をもとに、以下のことに注目して会社を選んでみましょう。
就活を始めるとまずどの会社を受けようか?と考えることになります。会社の規模(大きさ)、事業内容、将来性などなど、何を基準にして選ぼうか?と悩むはずです。ここで目につく、気になるのは「名前を知っている会社」ではないでしょうか。
BtoCで利益をあげている会社は特に私たちの目に留まりやすく、興味を惹かれるものでしょう。逆にBtoBの会社はどんなに良い会社だったとしても目に留まらず、興味をなかなか持てないものです。
そんなわけで、就職活動シーズンがやってくると、今まで目にしていなかった会社のCMが流れたりします。最近はテレビCMだけでなく、Youtubeなどでも広告を流している企業も出ているようですね。こうして学生への認知度を上げようとしている会社がBtoBには多くあります。会社も就活生に知ってもらおうと必死です!

とはいえ、やはり気になるのは知っている名前の会社。就職活動を始めたばかりの頃はBtoCで自分が知っている会社を受けることも良いと思います。記念受験なんてことも言われたりしますね。受験する資格(学歴や経験など企業が記載している条件を満たしている場合)があるのであれば、チャレンジをすることは良いと思っています。
就職活動は経験値もとても大切になります。受験をして落ちることも経験値になります。特にBtoCで社会に浸透している会社は受験にくる学生のレベルも様々だと思います。説明会に参加できるのであれば、周りを見渡してみると良いでしょう。その中にはとても勉強ができそうな学生もいるでしょう。コミュニケーション能力だけで乗り切ろうとしている学生もいるかもしれません。
そのような学生を見ることも、また経験値に繋がります。とはいえ、有名な会社へ受かる学生はほんのひと握りです。


ではどのように会社を選んで就職活動をしたら良いのでしょうか?


内定が出るためには、自己分析・他己分析をして、自分に合った会社を選ぶことが大切です。自己分析結果をもとに、以下のことに注目して会社を選んでみましょう。

①自分の性格に合った会社かどうか

なんとなく大きい会社が良いとか上場している会社がいいとか、思っていませんか?もちろん、それが基準としてダメなわけではありません。規模が大きければそうそう倒産することは少ないでしょう。もうダメだと言われつつも倒産しない大きな会社はありますよね。大きな会社ということはそれだけの体力もあるということです。事業内容も多岐に渡っているような会社であれば、倒産しないためにそれを切り売りすることも考えます。
また、上場しているということは社会的信頼があると捉えることもできるでしょう。ステイタスとしてもかっこいいなんて思うかもしれませんね。

しかし、それだけで会社を選んで良いのでしょうか?

もし、自分は大人数で何かをするよりも、少人数で和気藹々と何かをすることが得意だったとしたら、どうでしょう。大企業の中で50人以上の新規事業開発チームに配属された、となった時に自分の力が発揮できるでしょうか?自分のやりたい仕事だったとしても、本領発揮とはいかないかもしれませんよね。それよりも、少人数の会社で5人くらいで商品開発している方が、良いアイディアを出せたり周りをまとめることができたりと、自分の力を発揮できるかもしれません。もちろん力を発揮できるだけではなく、働くことが楽しいと思えるでしょう。苦手な場所に1日の大半の時間を費やさなければいけないストレスは計り知れません。

自分はどういう性格なのか?

これを知ることで最適な会社選びができるようになるでしょう。自分がどういう性格なのか?については自己分析や他己分析をしっかりとすることが大切です。

②その会社に入ってからは?

その会社に入って何をしたいのか?
そこから自分はどのようになっていきたいのか?
これを考えることも重要だと思います。

これを考えて会社を選んでいると、面接対策なども楽になると思います。自分の将来をどう考えているのか?その会社で何をして、自分はどう成長していきたいのか。

例えば、将来は海外の会社と取引をしたいとか、海外に向けて商品展開したいと思っていたとしましょう。その時に、もし良いなと思った会社が将来的に海外へ目を向けることはない、と言っていたらどうしますか?もちろん世界情勢によって変わることもあるでしょう。でも今やらないと言っていることをやるには会社としては大きな転換を強いられます。その時、社内にいて良い流れに乗れるでしょうか?

そう思ったときに、規模や知名度だけではなく、その会社がやっていること(事業内容)にも目を向けることが大切です。

③やれることにフォーカスする


会社選びとは少し離れてしまいますが、職種も重要です。入りたい会社に自分の希望する職種がない場合もあります。そのとき、どうするのか?その会社であればなんでも良いのでしょうか?
本当になんでも良いのでしょうか…?

「人生は一度きりなので、自分のやりたいことをやりたい」という学生は多いです。私が指導をしてきた学生で特になかなか内定の出ない学生は、面談をすると口癖のように言ってきていました。
確かに、悔いのないように人生は過ごしてほしいと思います。会社選びも同様です。「あの時、ああすればよかった」というような後悔はしてほしくありません。そのために全力で就職活動をしてほしいと思いますし、初めから妥協をしろとは言いません。

でも、やりたいことと出来る事は一緒でしょうか?

人には得意、不得意があります。どんなに練習しても足が速くならない人もいるでしょう。そんな人が陸上の短距離走選手になりたいと言ったらどうしますか?残酷かもしれませんが、諦めましょうと言うしかないかもしれませんね。

会社選びでも重要なことは
・自分の得意分野は何か?
・自分には何が出来るのか?
と言うこといフォーカスをすると言うことです。

先程の短距離走の選手になりたい人が、陸上選手になれなかったからといって、陸上とはかけ離れた場所で仕事をしなければいけない、というわけではありません。その人が陸上に関わりたい、スポーツに関わりたい思うのであれば、自分の得意分野を活かして会社を探すとこも良いでしょう。
例えば足は早くならなかったけれども、人に教えることが得意だったとしましょう。その時にはスポーツトレーナーという仕事も見えてきます。また、速くはならなかったけれどもそのために体についてたくさん勉強してきたとします。それが活かせる仕事・会社はあると思いませんか?

③本当にあったはなし

私は送り出した学生の中に、自分の性格に合った会社を選ばなかった結果、就職して1年ほどして会社を辞めることになってしまった学生がいました。
その学生(以下Aさん)は社内SEとして地元でも少し有名な会社へ内定をしました。この会社の受験を勧めたのはAさんのご両親でした。Aさんは特に会社選びへのこだわりがなかったため、ご両親に勧められるままに受験をしました。とても大人しい性格でしたが、真面目で合ったため面接の練習や受験の対策もきっちりと行っていました。その甲斐あって、無事に内定をいただくことが出来たのです。Aさんも内定をとても喜んでいました。それまでにいくつもの会社を受験しましたが、全て不合格だったこともあり、より嬉しかったのだと思います。
卒業してまもなく、Aさんから相談したいことがあるので訪問しても良いかと電話がありました。いつでも来て良いと伝え、Aさんの仕事が早く終わる日に予定を合わせて、学校へ来てもらいました。
Aさんは開口一番に「辛いので辞めたいと思っている」と言い出したのです。よくよく話を聞いていくと、仕事が辛いのではないそうでした。部署のノリに合わない、というのです。その会社は全体的に体育会系のノリなのだそうでした。確かに会社説明会でも「みんなで」することを重んじているというようなことやコミュニケーションの場を設けているなどの説明をしていたことを思い出しました。少し有名な企業ではありましたが、社員人数的には多くなかったため仲が良いのだと私もAさんも思っていたのです。Aさんは先にも述べましたがとても大人しい学生でした。クラスの中でどちらかというといつも一人でいるようなタイプです。グループで活動をするという時には自分から話しかけたりしてどこかのグループには入っているのですが、普段から誰かといるということはなかった印象です。
そんなAさんは入社後ノリの違いに戸惑い、ついていけないとなってしまったようです。確かにAさんには厳しい職場かもしれません。私は無理はすることないと伝えましたが、入社して日も浅かったためもう少し様子を見ることを勧めました。
Aさんが卒業して1年が経つころ、またAさんから連絡がありました。その後、真面目なAさんはもう少し頑張れるかもしれないと自分から歩み寄る努力などもしていたそうですが、結局は体調を崩してしまい退職をしたとのことでした。
このことからも、自分の性格に合った会社を選ぶということは大切なのだと思っています。

④会社選びに正解はない

就職活動には正解はありません。
内定が出たからといってそれが正解とも限りません。
だからといって手当り次第受けて、たくさん内定をもらって保留にしていることも良いとはいえません。だって、そんなに内定を貰っても自分の軸がなければ選べないでしょう。また、選んだとしても迷いが出てくることもあります。
負のループにハマる学生が多いです。

そんな負のループにハマらないためにも、しっかりとした会社選びをしましょう!

読んでくださった皆さんの就職活動が良い方向に向かいますように、心より願っております。

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