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働く場所の選択の幅を広げ、時間を効率的に使うことができるテレワークは、柔軟な働き方を可能とするだけでなく、働き手の自律性を重視した働き方とあわせて活用することで、エンゲージメントと労働生産性を高める有効な施策となり得る。
自律的な業務遂行の推進にあたっては、まず、社会における自社の存在意義や重視する 価値観を示して、業務に取り組む上での指針・目的を浸透させることが不可欠となる。
業務遂行の過程では、自社の経営状況や各部門の動向など業務に関わる情報を可能な限り社員と共有することは、信頼感の醸成・維持につながり、円滑な業務遂行に資する。また、働き手の成長支援には、様々な参画・挑戦の機会を提供する中で、上司とのコミュニケーションを通じ、部下が自身の成長に必要なヒントや気付きを得られることが重要となる。そのため、上司・部下間の定期的・計画的なコミュニケーションの機会(1on1ミーティング等)を設定・拡充し、助言やフィードバック、コーチングを行うことが有効である。
管理職には、部下が自律的な業務遂行を行うことを前提としたマネジメントに向けて、その成長を支援しながら、チームワークの発揮を促すリーダーシップへと意識を変えていくことが求められる。そのため、企業は、管理職層を対象にコーチング等の研修を実施し、テレワーク時のマネジメントや部下の成長を支援するスキルの向上を支援していくことが重要である。