「手放すこと」についての矛盾

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学び
前回の続きです。

なかなか大きなストレスを手放すことができない人への助言として
「あきらめろ。あなたが乗ってる船が泥船なら勝手に沈むから、時間はいるが簡単に手放せる」
と言った真意についてです。


理由は大きく分けて2つあります。

1つ目は「自己否定」をしない・させないためです。
例えば、ビジネス系や自己啓発系の本やブログなどで多いパターンとして

・「いかに行動力が大事か」を書く
・行動力を発揮できない理由として自己肯定感の低さを指摘する
・自己肯定感を上げる方法を紹介する
・自分の失敗談を語り
「自分のようになってほしくないから皆さんにはすぐさま行動してほしい」

といったパターンです。

このパターンがいいとか悪いではなく
わたしは矛盾を感じたのです。


「行動するために自分を認めてあげよう」
って言ってる人が

「過去の自分のようになってほしくないから…」と
過去の自分を否定したことを言っている。



「過去」も「現在」も「未来」も自分は自分。

わたしはそのブログの人にも
「過去の自分も認めてあげなよ」
と言いたくなってしまいます。




頭でわかっていても怖くて
大きなストレスとはいえ手放せないというのならば別に手放さなくてもいいです。

「潜在能力がうんたらかんたら」の為にやらなくてもいい。
だって、「頭ではわかっていてもできない」という時点で
あなたの潜在意識はそれは「今」はやりたくないと言っているということ。
「その時」ではないのです。

潔くあきらめましょう。
「できないからってだからどうした⁈」って開き直りましょう。

あなたにまだ「その時」は来ていないのです。


「今現在」のあなたにとっては
「泥船が沈んだタイミング」が「その時」ということ。
泥船だろうと何だろうと船は船です。
使い倒す方面で考えるもの大いにありです。
ただし、あくまで「今現在」です。

「その時」というのは毎秒変わるものだと思ってください。
自分の気持ちを認められた後に泥船とか関係なしに動きたくなったら動くのもありです。
どんな自分でも、どんな時の自分でも肯定してあげるってこういうことだと思います。



また、長くなってしまったので続きは次回。


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