追いかけられる恋は、“自分との約束”を守ることから始まる
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前回の記事では、「追いかけられる恋は
テクニックではなく、
自分の軸から始まる」という話を
お伝えしました。
今回はその続きとして、「自分との約束」を
守ることが、恋愛においてどれだけ大きな
影響を与えるのかを掘り下げていきます。
多くの人が「大切にされたい」
「追いかけられたい」と願いながら、
実は一番大切な存在である“自分”を
後回しにしてしまっています。
たとえば、こんな経験はないでしょうか。
• 本当は疲れているのに、相手に
会いたいと言われると無理をしてしまう
• 自分の予定や仕事より、相手の
都合を優先するのが当たり前になっている
• 嫌だと感じていることを、
嫌と言えず笑って受け流してしまう
一見すると、これは「優しさ」や
「思いやり」のように見えます。
けれどそれが積み重なると、
「自分は後回しにしてもいい存在だ」と
自分自身に刷り込んでしまうことにも
つながるのです。
実は、この「自分との約束を守れない状態」
こそが、“追いかけられない恋”の
土台になってしまいます。
相手からの扱われ方は、あなたが自分を
どう扱っているかの“鏡”で
あることが多いからです。
自分との約束が、相手との
距離を決めていくでは、
「自分との約束」とは具体的に
何でしょうか。
それは、難しいものではなく、
とてもシンプルなものです。
• 疲れているときは休む
• 大事な予定は、恋愛の
ためだけにキャンセルしない
• 嫌なことは、嫌だと伝える努力をする
• 自分が大切にしたい趣味や時間を、
理由なく削らない
こうした、ごく当たり前に見える約束を
「守るかどうか」が、相手との距離感や、
あなたへの接し方を大きく変えていきます。
たとえば、夜遅くに突然「今から会えない?」と
連絡が来たとします。翌日は朝から仕事で、
本当はゆっくり休みたい。
でも、「ここで断ったら冷められるかも」と
不安になると、つい無理をして会いに
行ってしまうかもしれません。
その場では「優しい子」「いつでも
来てくれる便利な人」と思われるかも
しれませんが、長期的に見ると「この人は
自分を優先してくれる」という前提が、
相手の中で当たり前になってしまいます。
そうなると、「追いかけられる人」ではなく
「追えば来てくれる人」というポジションに、
無意識のうちに自分を置いて
しまうことになるのです。
反対に、「明日早いから今日は休むね。
また別の日にゆっくり会いたいな」と
伝えられる人は、自分との約束を
守っている人です。
その一言には、「自分を大切に扱っている」
というメッセージが込められており、
結果的に「この人のペースや予定を
尊重しないといけない」と、相手に
自然と意識させることになります。
小さな「NO」が、あなたの価値を守る
「断る」「NOを伝える」という行為は、
多くの人にとって勇気がいることです。
とくに好きな相手が相手であればなおさら、
「嫌われたくない」「重いと思われたくない」
と感じるのは当然です。
けれど、すべてを受け入れることが
愛情ではありません。
むしろ、自分をすり減らしてまで
相手に合わせてしまうと、本来の魅力や
余裕が削られ、恋愛そのものが
苦しいものになってしまいます。
自分を大切にするための「小さなNO」は、
次のようなところから始められます。
• 眠いときや体調が悪いときは、
電話に出ないで翌日に折り返す
• どうしても気が向かない誘いには、
「今日はやめておくね」と素直に伝える
• 心が追いついていないスピードで
関係を進めようとされたら、
「少しゆっくり進めたい」と言葉にする
もちろん、すべてを完璧に
できる必要はありません。
大切なのは、「自分の気持ちを
置き去りにしない」という
スタンスを持とうとすることです。
この小さな「NO」を積み重ねていくと、次第に
「この人にはちゃんと向き合わないといけない」
「雑な扱いはできない」という感覚が、
相手の中に根づいていきます。
それは、「追いかけられる恋」の土台となる、
あなた自身の価値を守る行為なのです。
「自分の時間」を愛している人は、
自然と追いかけられる追いかけられる人の
大きな特徴のひとつに、「自分の時間を
ちゃんと持っている」ということがあります。
これは、単に予定が詰まっているという
意味ではなく、「自分のための時間を
意識的に確保している」ということです。
たとえば、こんな人はとても魅力的に映ります。
• 週に一度は、自分の好きなことだけを
する“マイタイム”を設けている
• 誰かと一緒にいなくても、一人の
時間をそれなりに楽しめる
• 恋愛の状況に関わらず、続けている
習慣やルーティンがある
こうした人は、恋愛がうまくいっているときも、
少し不安定なときも、完全に自分を
見失うことがありません。
だからこそ、相手から見ても「この人は
自分に依存しきっていない」と感じられ、
尊重したくなります。
一方、恋愛の状態によって生活リズムや
感情が大きく左右されると、相手は無意識の
うちに「この人の責任まで背負わされそう」と
感じてしまうことがあります。
すると、最初はよかった距離感が、次第に
「重い」「プレッシャー」として
受け取られるようになってしまうのです。
「自分の時間を愛すること」は、
決して相手を突き放すことではありません。
むしろ、「自分で自分を満たす力がある人」
として、安心してそばにいられる存在に
なるための、大切な土台なのです。
「自分を大切にする」と「わがまま」は違う
ここまでの話を聞くと、「自分を大切に
していたら、相手からわがままだと
思われないかな?」と不安になる人も
いるかもしれません。
ですが、「自分を大切にすること」と
「相手を振り回すわがまま」は、
まったく違うものです。
自分を大切にする人は、
• 相手の状況や気持ちにも目を向ける
• 伝え方を工夫しようとする
• 一方的に押しつけず、対話を大切にする
という姿勢を持っています。
たとえば、ただ「忙しいから無理」と
突き放すのではなく、
「今週は仕事が立て込んでいて
余裕がないから、落ち着いたら
ゆっくり会いたいな」と伝えるだけでも
印象は大きく変わります。
「自分の気持ち」と「相手への思いやり」の
両方を大事にしながら伝えることができれば、
それはわがままではありません。
むしろ、「ちゃんと話せる人」
「一緒にいて安心できる人」として
信頼を深めていくことができます。
今日からできる“追いかけられる側”へのシフト
最後に、今日からできる小さな実践を
3つだけ挙げておきます。
どれも大げさなことではないですが、
続けるほどに“追いかけられる側”への
シフトが起こりやすくなります。
1. 毎日5分でいいので、「今日、自分との
どんな約束を守れたか」を振り返る
2. 誘いが来たとき、「本当はどうしたい?」と
一度自分に問いかけてから答える
3. 週に1回、「恋愛抜きで、自分が純粋に
楽しめる時間」を予定に入れる
こうした積み重ねが、「自分を大切に
している人」という雰囲気をつくり出します。
それは、どんな小手先のテクニックよりも
強く、静かに相手を惹きつける力になります。
追いかけられる恋は、特別な人だけに
与えられた魔法ではありません。
「自分との約束を守る」という、
地味だけれど一番確かな行動から、
誰でも少しずつ近づいていける在り方です。
もし今、「私ばかりが追いかけている気がする」と
感じているなら、相手を変えようとする前に、
そっと自分の胸に手を当ててみてください。
そして、小さくてもいいので「今日はこれだけは
自分のために守ろう」という約束を、
ひとつだけ決めてみてください。
その小さな一歩が、あなたを
「追いかけられる側」へと静かに
導いていきます。