ド貧乏だった私に与えられた豊かさ

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こんにちは、Nanaです。

今日は、私が過去に、本当に貯金もたいしてなく、生活がカツカツだった時に「豊かで、幸せ」だと気づけた体験をシェアします。

私は20代のころ、イギリスのロンドンに4年間住んでいました。

日本にいた頃は低収入の美容師でしたが、実家暮らしだったのであまりお金も使わず、せっせとお金を貯金して、留学費用を貯めました。

日本語学校、最初の3ヶ月のホームステイ先への滞在費は前払いし、その後は自分で家を探してフラットシェア(同じ家で他の人との共同生活)

現地の美容室でアルバイトをしていて、収入は週90ポンド
家賃は週75ポンド
1週間のバスの定期5ポンド
残りの10ポンドが食費。
水を買っても1ポンドはする中で、マーケットで安い果物や野菜を買ったり、閉店前のスーパーで見切り品を買うなどしてやりくりしていました。

だいたいいつも買うのは、1ポンドで買える大量に入った芽キャベツと、安いオールブランのようなシリアル。

芽キャベツは茹でてマヨネーズをかけて食べます。そんなに美味しくはなかったけど、野菜をたくさん食べられるのでよしとしてました。

シリアルは、「牛乳をかけるとこんなに栄養バランス良いよ!」みたいな表示を見て、「シリアル食べておけば大丈夫」という単純な考えで、毎日シリアルを食べてました。

1週間で10ポンドはさすがにキツイので、日本で貯めた貯金も切り崩しながらの生活をしていました。

余計なものは買わず、必要最低限なものだけで暮らしていました。

ある日、風邪をひきました。でも薬代を払う余裕もなかったので薬は買わず、

「こんな時はお湯にレモン入れて、ハチミツ混ぜて飲んで休めばすぐ治る」

そんなふうに思い、ハチミツレモンホットウォーターと、いつもだいたい同じ物を食べていたので、そんな生活をしていたら

高熱になり、咳が止まらず、肺が苦しくて喋ることもできなくなってきました。

持ってる食材は芽キャベツ、マヨネーズ、シリアル、レモン、ハチミツと少しのお米。食べる物はこれしかない。

体力もなく、薬を買いに行く余裕もなく、喋ることもままならず、苦しんでいる様子に、同じ家に住むフラットメイトが気づいて、私に話しかけてくれました。

当時は同じ家に7人住んでおり、日本人が私一人、他の6人は全員韓国人でした。

薬もない、手持ちのお金もない、食べる物もあまりない。
あとでお金を払うから、薬を買ってきてきて欲しい。

と一人の韓国人にお願いしたら、「大丈夫!薬もご飯もこっちで用意するから!」と言われ、解熱剤をくれ、他のフラットメイトの韓国人の子達も、「これを飲むと早く風が治るから」と言って、美味しいホットドリンクを作ってくれたり、おかゆを作って持ってきてくれたり

回復してきたら、「これでもっと元気になるよ!」と美味しい韓国料理をふるまってくれました。

元気になった後も、お肉やキムチ、チャプチェなど、私の貯金では買えないような食材を使い、たくさんご馳走してくれました。

おかげで私の風邪も治り、すっかり元気になりました。

「ありがとう。薬代も、ご飯代も払うね。いくらだった?」と聞くと

「そんなのいらないよ!元気になってくれて本当に良かった!」と、ただ喜んでくれました。

私は感謝の気持ちとありがとうという言葉しか言えませんでした。
あとはお家の掃除など、自分ができることでお返しはしようと思い行動もしました。

その後も彼らとの関係は良好で、その家を引っ越したあとも友好は続きました。

実は同じようなことをこの数年後にもして、その時も別の友人に助けてもらいました。その時もお金は全て友人が払ってくれ、「お金は払う」と言っても「君が元気になってくれたのがなによりだよ」とお金は受け取ってくれませんでした。

この経験から学んだことの一つとして、他者との信頼関係が築けていれば、自分がピンチの時に助けてくれるということ。

今は貯金はありますが、万が一何かがあって、私の家族がご飯も食べられない状況になったとしても、私は助けてくれる人がいます。

もし私の親や兄弟が同じ状況になったら、迷わず助けるでしょう。
身内だけじゃなく、周りでお世話になっている人、信頼している人も同じように対応します。

しかしもし、私が親や兄弟と絶縁していたり、他者を批判してばかりいるような人間だったら、助けてくれる人はあまりいないでしょう。

応援される存在になるには、先に自分が応援する、貢献できている自分になることが、すごく大事だな。と思いました。

人は一人じゃ生きていけない。生かされているんだと。

あの時助けてくれたみんなに、感謝!


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