カウンセリングの勉強をはじめてから、心というものに興味が湧くようになってきました。
前回まではカウンセラーとは何か、そして理想のカウンセラー像は何だろうという点について勉強してきいき、カウンセラーになるためには自己理解が大切だということを学びました。
今回は、自己理解の第一歩、入り口の部分としてストレスについて勉強をしました。
ストレスという言葉は日常でよく耳にするけど、ストレスについて深く考えることはなかったので、ストレスの持つ恐ろしさを知るのはとても大切だと思いました。
ストレスについて思うこと
まず、自分はストレスを自覚できているか?と聞かれると、自覚できてるとは思うという曖昧な回答になりました。
日常生活や仕事の中で、イレギュラーなことに対応しているときや上手くいかない時に口にしてしまう「あーこれ超ストレス!」といった感じ。
でも、なんか本当に嫌かというとそうでなくて「しょうがねえな」くらいに思う感じ。
他にもゲームがクリアできないとか、ボスを倒せない時にもつい「ほんとあそこでストレス溜まる」という感じで使っていたことを思い出しました。
一方、現実逃避をしたくなるようなストレスを感じる時も大いにあります。
身体の調子が悪いと感じたり、気持ちの落ち込んでしまうような出来事を経験してる人が多いように思いますし、僕もその一人です。
自覚できるストレスと、そうでないストレス
ストレスをテーマに勉強を進めていくと、
・自らが自覚できているストレス
・自覚できていないストレス
と二つの種類があることがわかりました。
身体の調子が悪い、気持ちの落ち込みが激しい、寝込んでしまう。
これらは、ストレスが溜まってるのかなと自分で自覚できるものだけど、目に見えないストレスを自覚するのは難しい。
なぜ、目に見えないストレスを自覚するのは難しいのか?
これは人によってストレスを感じる要因が違うからということが挙げられます。
また、ストレスを感じる度合いも人によって違い、個人差がある。
そして、目に見えないストレスが原因で自分がどれだけ苦しい思いをしているかを他人に伝えるのは難しいといった面もある。
これは吃音の悩みを他人に伝えるときと似ていて、日常会話ではまったく問題ないのに改まった場所で言葉が出にくくなってしまう状態を伝えるのに苦労したことを思い出しました。
自分のことを後回しにしないように
併せて、日常生活に追われたり仕事が忙しい、他に考えなければいけないことがあるとつい自分をあと回しにしてしまうことがあるけど、ストレスはとても恐ろしい一面を持っているので、自分の心を休めること、労る時間を作ることは大切にしていきたいところです。
ストレスチェックをやってみる
自覚できるストレスと、そうでないストレスがあり、目に見えないストレスから生まれる苦痛を他人に伝えるのは難しいと学んだところで、ストレスチェックをやってみました。
質問は全部で15個あり深く考えすぎずに気になるところをチェックする形。
僕は3つ印をつけて、「あぁ、少ないな。これならストレス感じてないだろう」と思いました。
しかし、回答した数とその対処法を見てみると、気づいていないかもしれないけどストレスを抱えている、そしてまだ我慢できる程度かもしれないけれど、これ以上無理をすると心に負担がかかってしまうので自分を労ったり原因となるものを排除していくと良いという結果になりました。
これ、けっこう驚きでした。
だって、15個ある質問で気になったのは3つだけ。
そして、気づいていないけどストレスを抱えているというのは、なるほどなと思いました。
全ての結果とアドバイスを見てみると、人の心ってけっして強くないんだなと感じます。
ストレスが持つ恐ろしさを知る
自覚できるストレスと、そうでないストレスがあり、目に見えないストレスから生まれる苦痛を他人に伝えるのは難しいということで、ストレスにはとても恐ろしい一面があることも学びです。
それは少し気分が落ち込む、やる気が出なくなるといった軽い精神的な苦痛に留まらず、うつ状態など精神的な病に発展すること、そして体内からの出血や腫瘍ができてしまうなど精神的な症状に留まらず身体的な症状が現れてくる。
これが、ストレスが持つ恐ろしさです。
こうして、日常で何気なく使うストレスというをつい軽く見てしまうところがあったなと思いましたが、とても恐ろしい一面を持っていることを改めて学びました。
そして、そのままにしておく、周りと比較して苦痛を受け入れようとするということをしてしまうと、非常に重篤な症状にもなってしまうことがあるので、自分自身の心の状態を知ること、自分を労ることを意識していくのが大切だと感じました。
そこでできるのが定期的なストレスチェックです。
僕も、定期的にやっていこうかなと思います!
今日はこの辺でおしまいです。