まずはファクトを現場で拾い集め、それらを並べてみる

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ビジネス・マーケティング
問題が次から次へと起こったり、複雑で根深い問題だったりすると、どこからどう手を付けていいのかわからなくなるメンバーがいます。
そして、そんな状況のときほど、表面上に現れてくる現象に対処することばかり(だけ)を繰り返し、問題は一向に納まらず、益々深みに入っていってしまいます。

そんな時は、まず、現場へ行って、何も推測を入れずにファクトをたくさん拾い集めて、それらを付箋に書いてボードに貼ることを勧めています。
そして、集められるだけのファクトが集まったら、それらを眺めてどう整理するか、つまり、“整理軸”を考えます。整理軸が決まったら、それに沿って付箋を貼り直す。
それを何度も何度も眺めていると、不思議なことに、本質的な課題が何かが見えてきます。

ここで重要なのは、”何度も何度も眺める”ことです。何度も何度も眺めていると、たくさんのファクトが頭の中に刻まれ、いろいろなことを考え出す。そして、考えて考えて考えていると、頭の中に、ふっと、”本質的な課題”が浮かび上がってくる。


こんなこと(=体験)を何度も何度も愚直に繰り返すと、本質的な課題を見抜く力がついてきて、一人で考えて行動し解決できることが増えていくのではないでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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