[経営改善計画策定支援事業]その2 サポート会議について

記事
ビジネス・マーケティング
計画書をメイン金融機関に提出した後で必要になるのが通称「サポート会議」です。
県の保証協会が事務局となって、金融機関を集めた今後の返済計画を話し合うものです。
ここで言う金融機関とは、返済計画を受ける会社へ融資を行っている債権者ということになります。
数が多くなるほど参加者が増えるため合意形成に時間が掛かることになりますね。
私が実施した時の会議の参加者は全員で16人ほど。支店長かそれに準ずる人、融資担当者といった顔ぶれです。
こうした会議は頻繁には無いので、一度みて見たいという保証協会の部長クラスや支援機構の人までオブザーバーとして参加されました。

サポート会議の議事進行役は、開始当初は保証協会の事務局。保証部企業支援課の課長クラスになります。
参加者の紹介や会議のあらましを話した後は、メインの金融機関の参加者へ議事リーダーの選任ということで、バトンを渡すことになります。
メインの金融機関とは、最も融資残高金額が多い所になります。多くは支店長クラスが参加していることでしょう。
一方でサブの金融機関は次長やその部の課長クラスが参加しているようです。
本来の姿は融資を受けている経営者が説明するのですが、実際には代表認定支援機関である計画書を作成したコンサルタントもしくは税理士が金融支援策や計画の趣旨を話し、進行をしています。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す