リバースエイジング・若返りの妙薬とは?

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昨日は、娘をカイロプラクティックに連れていきました。
そこは、世界各国の著名人御用達の隠れた治療院。子供は見ないということだったのですが、どうしても娘が乗り越えられない股関節の問題を頼み込んで修正していただいてきました。
 娘の憧れのバレエダンサー、天才・熊川哲也さんも来られていたというので、娘にとっては人生の良い記念になりました。熊川さんは磨き上げられたダンスを踊りあげるためだけの最高の肉体を持っていたって、この天才の体を見たことのある先生は、さすがにうならされたと言ってましたね。
 この体験から一流の気概をもって、世界へ羽ばたけ、というメッセージが、娘の宿命中の天将星に届いてくれれば良いと思います。

 そうそう、天将星のお子さんを持っていたら、常日頃から「世界一」を意識させてあげてくださいね。自分の有り余った生命エネルギーのぶつけどころを意識させることにつながります。

天将星のこころのなかには、キングダムの「信」が「俺は天下の大将軍になる!」と叫ぶ、まさにそういう心が若い頃からあります。(キングダムの作者が天将星さんだからですね。w)きっと他の星持ってたら、そんな度胸は鼻からなく、未来の皇帝の前でこんなことは叫べませんね。
私ももちろん、ありません。w 
それは天将星ならではの生き方ですからね、いいも悪いもありません。

人間は、いろんな生き方があります。
松は松。竹は竹。そのひとが、生き生きしていく生き方がそれぞれにあります。それに合わせて、人を育てていく。これがどれだけ大事で、どれだけ大変な仕事か。愛を持って、自分を育て、人を育てる。
これからの社会はそういうことが本当に大事になります。

そして治療院の後も、いろんな用事をはしごし、娘をバレエに送って、やっとホッとしていたときでした。

いつも仕事をしているカフェに、汗だくの若い大学生がいつものように飛び込んできました。彼は、東京マラソンに参加しているフルマラソン・ランナーです。かなりなイケメンなうえに、飄々とした伸びやかさを感じさせてくれて、どこかあったかい素敵な人です。

うちの下の子(5歳)の友達で、いつのまにか彼の膝の上に座って、おませなおしゃべりを楽しんでいるという仲なんです。自分が仕事中も「僕が遊んでもらっているんで」って笑いながら、よく子供を見てくれていました。

それまではなかなか話す機会がなかったのですが、その時間はたまたま下の子に気が散って仕事に集中しきれなかったこともあって、彼となんとなく会話が弾み、「なんでランナーなの」って話になりました。「バレーボールとかやってそうなのに。」って。

そしたら、彼は自分の右腕を見せてくれたんです。
「僕、バイクの事故で右の肩から下の神経が断裂して、ほとんど先まで動かないんですよ。」
手を使わないでできるスポーツが、マラソンだったからだそう。
「ええ?!気がつかなかった!」
あまりに彼がナチュラルなので、初めてあってからだいぶたってるのに、わたしはまったくそういうところに目がいかなかったんですよね。
(ひとの心には敏感だけど、物理的なものには疎いのかもしれない)

そして、次に驚いたのが、実際は大学生じゃなかった!ってこと。
どうみても23歳、老けて想定してみても、25歳でしょ、という風貌なんですよ。若いといっても、子供っぽいわけじゃない。肉体の最高の状態をキープしてる状態で、若々しいんです。

こっちの年齢想定とちがいすぎて、話が噛み合わないので、あれ?と思って、思い切って実年齢聞いてみたら、まさかの30代半ば。
普通は会社勤めに疲れてきて、そろそろくたびれ始める年齢。w

「...大学生だと思い込んで疑ったことがなかったんだけど。w」っていったら、バカ受けしてて、畳み掛けるように私が「なんでそんなに若いのっ」って聞いたら、この間、学生時代の友達に久しぶりに会って「あの頃よりも若いじゃないか!」ってその人たちにもびっくりされたのだそう。

「多分〜ですけど、僕、自分のやりたいこと、好きなことしかやらないようにしてるからです。」って回答が返ってきた。

バイクの転倒事故は、死の淵を彷徨った深刻なもの。3週間の植物状態を経て、脳挫傷から奇跡的に目覚めた時は、彼には10円玉くらいの視野しかなかったそう。そして、状況が把握できるようになって、それまで困難な人生にある人たちを支えることが多かった自分が、まさか自分が手助けを受けないといきられない逆の立場の人生になったなんて、という人生の不思議に衝撃を受けたそうです。

 それから懸命にリハビリをつづけたものの、腕だけは戻らなかった。日常生活にも復帰し、そこから新たな人生を生きることになった。
そのとき、彼は、自分の残りの人生を大事にしようと思ったそうなんです。

「自分の人生を、嫌なことで埋めるのか、それとも自分がやりたいと思ったことや体験してみたいと思ったことで埋めるのか。選んだんですよ。自分で。
損得とか、そんなことやって何になるのかって、普通の考えでいったらそう思います。僕もそれはわかってるんですけど、でも人のためになることを心がけて、みんなのためになら我慢も厭わないでこれてきた僕は、今度はどんなことも自分を喜ばせる、自分のやりたいことだけをする人生にしよう、って、その時、そう決めたんですよ。」

目覚めを選んだ人が推奨される生き方ですよね。これって。
結果ではなく、体験を重視した生き方。
彼はもちろんナミキストでもなんでもないんです。

そしてこんな意識の在り方によって、外側の肉体までもがらりと変えてしまうってことを、彼は体現してる。
つまり、リバースエイジングって、深いところの精神がそもそもリバースしてるんですよ。彼の場合、リバースどころか、実際、リボーンまでいってる。
これが、若返りの妙薬の正体。

だからね〜、思ったの。都市伝説や陰謀説系の情報で、今後MEDベッドとかいう万病を直す医療機器がでてくるってもっぱらの噂で、それを機に人類に病気は消えるっていう話なんだけども。

万一それで若返ったとしても、肉体だけ若返るっていうのはまずないんだと思う。肉体と精神はセットだからね。
つまり、MEDベッドは実質、精神状態から自分のそれまでのあり方を変えるベッド機能がついているんだと思うよ。

でも、そうすると病気や怪我を通して学べたはずのことはどうなっちゃうんだろう?っていうのもあって、それはそれを決めてきた魂が結局は望まないと思うんだ。もしそんなベッドがあったとして、早く出てこないかなって思ったとしても、きっと、まだまだ個人レベルのカルマの消化が完結していない今、MEDベッドは早すぎるんだろうな。私はそう思う。

....彼は、失われた時間についてこんなこともいっていました。
「きっとね、あの大事故があったとき、僕はそれから先に起こるはずだった全てのもっと重たい、いろんなことを全て解消して、よくないエネルギーみたいなものを全て、あの世に置いていったんだと思うんです。それはそれで意味があったことって思えるんですよ。
だから不都合はあるにしても、今、僕は人生が軽くて毎日楽しいんです。」

彼は事故で利き腕のほうを失ったので、左腕だけで生活しています。
「でも人間の脳ってすごいんですよ。訓練すれば、左だって右と同じように仕えてくる。やる気次第で、なんとかなります。」

私も数年下半身がうごかせず、そんな中、ほぼワンオペで赤ちゃん二人を育てた経験がある。だから彼がいうほど、それが楽なことじゃないことは、察する。薬の副作用だって、痛みだって、自己認識だって、将来の不安だって、いろんな葛藤があったはず。

でもそれを乗り越えた先に得たものが、こうして強くて高い波動を、彼の魅力を作っているのは明白で。きっと彼は、健常だった時に人助けして愛の力を育てていたそれまでよりも、逆の立場になった今、さらにもっともっと深い愛の大きさに育てあげることができたんだと思うんだよね。

そんな彼は今、劇団に所属していた経験も生かして、ローカル局で3分のラジオ番組を持っています。
「ラジオ運営するにも持ち出しの方が多いから、僕の会社員の薄給でなにやってんだ〜って、人には思われるかもしれないんですけどw、でも、それを始めたことで、こうして自分が居心地がいいなって思える場所や、会えてよかったと思える人たちにたくさん出会えて、今いい時間を過ごさせてもらってる。これはプライスレスだと思う。」

って爽やかに語ってて、イケメンがますますイケメンに見えたよ。
うちの下の子がベタ甘えしてるだけのことはある。w
子供はつくづく愛のエネルギーに敏感だと思う。
実際、彼は幼児でも幼児扱いしないし、同じ目線で下の子供と対等に友達として接してくれる。下の子も彼を呼び捨てだし、彼も下の子を呼び捨てする。
きっと、彼には経験を通して、肉体の先にある「命」が見えるんだと思う。

どんな出来事も、この世ではわからないけれども、魂レベルではちゃんと意味がある。そこに至った時、次の段階の人生に進むことができる。
 手助けやアドバイスを受けて乗り越えることができる難所というのは、手助けやアドバイスをする人とそれを受ける人との間で、魂レベルの合意がある。
だから、それはそれでOKなんだけども、こんな風にそういう進み方をしない魂もいる。でも、いろんな道を通りながら、みんな光に向かって進んで行こうとしている。

 彼の話を聞きながら、個人的には色々思うことがあった。
「なんでこんな事故にあったんですか?」って、こういう大事故や大怪我している本人から鑑定で聞かれたとしたら、世の占い師は何て答えるのだろう?

わたしならば、現実の悩みの渦中のなかでそれを体験している最中の人を前にしては、きっと答えられない。たとえ、そこに至るヒントを知っていたとしても、私には触れられない。
人の命を計算するのと同じくらい、聖域すぎる。
そういう恐れも感じる。

でももう一方で思う。
彼なら、きっと「俺の人生はどうしてこうなんだ!教えてくれよ!」って他人に求めないんじゃないだろうかって。
本当の愛がなにかを知ってるから、自分のせいで人が暗い気持ちになったり、葛藤を抱えたりして欲しくない、と彼なら思うだろう。
彼は強いから、愛ゆえに、人になんとかしてくれって思わないんだろうと思うし、現実でもランナーだけど、どんな道程も一人で黙々と走って乗り越えていくような気がする。

いや、もしかしたら、この世に生還した時に、すでにその答えも一緒に持って返ってきていたのかもしれない。
まぁ、でも自分の鑑定歴を振り返ってみて、そのような依頼人にあったこともないの。みんな凄まじい人生を抱えていたとしても、そういう依頼人ほど自分の人生をちゃんと引き受けようとするひとが多かった印象なんだよね。
強いから、光はあなたにこの人生を任せた。
私にはそう思える。

この3次元世界では、操作されたマスコミに注目される人だけが賞賛される。
 もしかしたら、そういう人でも苦しみの渦中にある時、そういうのが眩しく見える時がある。自分と見比べてしまうこともあるかもしれない。
でもあちこちに、本物のヒーローがこうして普通に存在しているんだよね。
そうして、実際は、そういう人たちが、世の中を光の方向へ動かしているんだ。




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