ライバル

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youtubeの撮影と編集をきっかけに、算命学が成立した時代感をもう一度復習しておこうと、近頃中国歴史ドラマをみています。とても面白いです!
「鬼谷子」は、算命学を最初に縦横家たちに教えた存在とされており、道教の経典に名前がすこしあるものの、その実像はまったくわかっていません。
人なのか、宇宙人なのかすら、です。

宇宙人との交流があって得られた知識かもしれないし、
陰陽五行ができたといわれる春秋時代よりもずっと前の時代にも、中国大陸に高度な文明が存在した記録があり、紀元前400年よりもっともっと前に私たちの常識で考えるよりもはるかに進んだ知性が存在した可能性があります。

そもそも遣唐史で空海が中国に渡った時には、見えない法則、気の法則を説いた学問や現実的な技術(医術・建築・採掘など)にまつわる知識は、すでに渡来人によって日本にも流れてきており、空海には新しく学ぶものがあまりなかった、という逸話が残っています。

そして、空海は、日本人として、異例のスピードで灌頂をいただき、本場唐の国で密教継承者として認められて帰国します。

鬼谷子が広めたとされる算命学の元になる知識は、唐の時代で学問として確立したといわれていますから、つまり、日本から中国大陸に渡った、空海も唐のみやこでその算命学の潮流の中にあるものを手にして帰国していると言うことです。

 おなじように第二次世界大戦後、日本人の高尾義政氏が中国人から一子相伝の継承者として選ばれ、日本に入ってきた学問が算命学でした。
シルクロードの最終到達点として、日本は世界のさまざまなものが入ってきており、その後、それらは純化して、次元をあげて存在してきたのです。
 空海でおきたことが、高尾氏にも起きているのは時空の相似形でしょうか。そして、かの有名な密教僧・空海には、ライバル最澄がいましたが、高尾氏にもライバルがいました。東京で朱学院をはじめる佐藤氏です。

ライバルとして存在する二人の、算命学をめぐっての争いは激しく、佐藤氏は歳を経た今でも、質問された亡くなられた高尾氏についての話を打ち切ってしまうほど、わだかまりがあるようでした。
空海と最澄、高尾氏に佐藤氏、関係性がとても似ていると感じます。

正統な継承者空海は、高野山を開き、高学歴の最澄は比叡山を開き、今も双方残っています。算命学も、この二人が争ったからこそ、今も消えずに残っているのです。

実は、この世界は陰陽のパワーで成り立っています。二つの全く違う個性がライバルとして対立することを通して・・・皮肉なことにぶつかり合う相手がいることで、物事は末永く続いていく、と言うことです。
これが陰陽論です。

陰と陽は性質の違うものを表します。スピリチュアルでは、ツインレイもそうだし、人間の女と男も陰と陽です。人間の男女も性質の違いで度々ぶつかり合いながら、その力を使って、調和を目指し、前進していくのです。

そして、おもしろいことに、リニアモーターカーが走る仕組みも、磁力の陰陽を使ったものなんですよね。これは自然法則ですから、全てに応用されます。

 逆の言い方をすれば、この三次元では、物事に大きな流れを作り出そうとするとき、必ず壁になる存在が現れます。マトリックスにおける、ネオとエージェントスミスの関係のように、己の能力の限界点をあげていくために、異質な(もしかすると自分にとってはウザい)ライバルというのが自然発生してくるのです。

もし、あなたに、全く合わない!と感じる、相容れないようなタイプの人間が現れたら、それは、あなたがいま真剣に取り組もうとしていることに対して、3次元を動かす応援エネルギーが来た、と言うことでもあります。
少年漫画でも、かならずこのライバルの存在や善と悪、敵味方の対立構造が存在します。
だから物語が続いていく。逆に敵と味方がみんな仲良くなったら、ストーリーは終わりです。めでたしめでたしと言う具合です。

 つまり、苦手な人が現れた、と言うことは、陰陽のエネルギーのダンスを一緒に踊ってくれるひとが現れた、とエネルギー的には、歓迎すべきことなのです。
 例えば、そもそも社交ダンスは、激しい競技ダンスです。
スピーディに動きながらも、お互いに抑え合うことなく流れの中でぶつかり合いながら、二人で協力して調和をとる。あれはまさに陰陽の統合を目指していると思います。それだけに調和を作るまでは、とてもエネルギーを消耗する。

 なんとなく足並みが揃えられない、気に食わないやつがいると言うことは、あなたに自分を前進させるための機動力がついたという証拠。そのひとがそれを助けるため、エネルギー的にあなたの世界に発生していると言うことです。 最初は、気まずい、居心地が悪い、何をするでもなく、合わない。色々な感情が渦巻くでしょう。
 でもそのひとが現れた目的が達せられれば、そのひとは自然に自分の時空間からいなくなります。
 算命学の守護神・忌神もおなじです。両方、神なんです。

”全ては、自分にとってありがたいこと。”

どんな気づきでも良いです。
そのストーリーが見えた時、自然に今より上のステージの次元をあがっていくことができます。
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