結婚の形が変わっていく風の時代

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20代の若い方から、近頃
「結婚はなんのためにするものですか?親が孫ができるのかって、心配しているんですが・・。
やっぱり、結婚した方がいいんですか?」
と聞かれます。

それに対し、私は、子供が欲しいと望まないならば、そこまでこだわる必要はありませんよ。と答えています。
結婚と幸せはセットではありませんからね。

結婚=幸せ、と言うのは、マスコミの振りまくイメージとは違い、実際は裏付けがなく確約されていないことなのです。
結婚していなくても、幸せな人はたくさんいますし、結婚していても、不幸な人はたくさんいます。本人が幸せを感じられるかどうかと、結婚するかどうかは、全く関係がありません。

 そもそも、実学算命学における、結婚は、肉体の結びつきを結婚とみなします。お互いの気の交流をしたとき、が結婚なので、基本的にはお相手との性交があったときを結婚とみなします。ですが、ちょっとそこまでは、深入りして聞けないので、私は補助的ではあっても、入籍した日や結婚式を挙げた日を結婚としてみることにしています。
 ですから、同棲していれば、あなたはエネルギー的にはもう結婚しているのと同じこと。別れれば、エネルギー的には離婚です。
入籍日は後付けといってもいいでしょう。入籍することで変わるのは、本人たちの意識だけ。それが稼働していくと言う意味では、その入籍日も意味のあることです。

性的に一度深いところで気の交流があると、その交流の記録は自分の中に残っていきます。特に気を発する男性側より、気を受け取る女性側の方に履歴が深く刻まれていきます。風俗系のお仕事だと、男性がやるより女性の方が気が混雑しやすいので恋愛から幸せを得にくくなり、なかなか厳しいものがあります。若い女性には、水商売は覚悟を持って。深入りすれば、お金を稼ぐ以上に失うものが大きいのだと言うことを覚えておいて欲しいです。

恋愛が結婚に発展していく過程では、肉体関係だけでなく、結婚生活を共にすると言う日々の中で、お互いの気の交わりがより濃くなっていきます。
すると、二人のエネルギー共鳴のコラボレーションの結果として、それにそった現実が出現してくるのです。
これが、結婚の相性といわれるものです。
気の相性がうまくいかないなかでの不都合な現実をどう調整していけば、いいバランスが生まれるのか。方法論は色々ありますが・・これまでの一般の算命学では、険しい道になる離婚を一定の条件を満たすことがなければ、相談者にすすめることはあまりありませんが、あっさりと私はこういってしまうでしょう。

自分が望むなら、子供がいない場合は、思い切ってわかれてしまうのが一番良いかもしれませんね。またご縁があれば、くっつくことになるでしょうから。w
そもそも、令和の今。一夫一妻で、死の間際まで添い遂げる、なんて時代は、もう過ぎ去りました。
四人に一人が生涯独身であり、離婚率も比べ物にならないほど高くなりました。結婚しても、とても子供がもてない経済状態のカップルもいます。
冷静に考えて、こうしたご時世で、結婚の形にこだわって、なにかいいことがあるのでしょうか。

すでに海外では事実婚も当たり前で、連れ子をひきつれて大きなステップファミリーを形成することも当たり前です。親と子供の人生が別々という発想をもつ海外では、今、が大切。だからたとえ、子供が微妙な年頃でも遠慮する発想はないか、とても弱いそうです。昔は、できちゃった婚は奥さんの親に「娘を傷物にして」と男性が殴られましたが、今は授かり婚といって、「どうもありがとう」と感謝されたりもするそうです。

結婚の枠組みがどんどん変わっていく過程にあるわけなんですよね。

 そもそもこの現実社会における「結婚」の意味は、契約です。地の時代においては、結婚は社会的に立場の弱い女性を守るために、男性を物理的にしばるためにあり、また男性はそれとひきかえに女性に自分の子供を産んでもらい、社会的信用が得られていました。
 ですから、この契約の概念で子供を産めない女性がとてもつらい立場になったり、親が娘に経済力や社会的信用のある男性を選び、女性が好きかどうかもわからない相手と受け身で結婚した時代がありました。

 しかし、令和の今はちがうでしょう。
女性が社会的に不利でなくなるにつれて、この契約は形のないものにかわっていくのではないでしょうか。形にこだわらないなかで、こころが繋がっていく絆の尊さをあじわう恋愛関係にシフトしていくのではないでしょうか。
自分の現実面を約束する保険として結婚するのではない時代が来ると思います。
 そもそも、相手と深いところで気を交換させることで、お互いの良さが引き出されてくる、そうした気のコラボレーションが美しく広がるお相手とは自然に長続きしていきます。いわゆる、あげまんとはそういうお相手のことです。
 性別を超えて、一人一人がそうした相手を自然と見つけていく時代になるのではないかと思います。

 しかし子供ができると、どうしても夫婦は現実をどううまくやっていくかということに主眼がうつっていきますので、損得まつわるエゴも噴出しやすくなりますし、自由を奪われていくようになります。心綺麗に生きることはなかなか難しいがゆえに、子育て自体が大きな修行となります。
 ですから、子供を育てることそのものを楽しめる方は、結婚をなさったらいいと思います。葛藤を嫌い、人を育てることが苦手な方は、事実婚で十分だと思います。
自分の現実的な保険は、自分が自分にかけておけばいいのです。

これからは、イルカのような恋愛観が広がっていくのではないかと思いますよ。





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