キングダム

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算命学の始祖、鬼谷子がいたと言われる時代である中国戦国時代の終わりをもたらすのは、秦の中華統一。その時代を舞台にした漫画が、キングダムです。
気になってはいたのですが、ようやく最近になって、アニメを見始めました。

人が人を殺す血みどろの戦闘シーン。あっさり描かれてますが、実際はかなり、陰惨で悲惨なんだろうと思います。
たくさんの登場人物と歴史的な史実のなかで、ここまで空想を膨らませられる作者は本当にすごいですね。中でも一人一人のキャラがちゃんとたっていて、主人公がそれに負けない強烈さを放っているので、中国史という難しいテーマなのにストーリー展開に目が離せません。

まだ第二シリーズなのですが、戦国七雄の争いの他に、後宮と大王の関係が出てきて、謀略が謀略を呼び、政治と軍事行動の間で、ものすごいことになっています。w ・・おお〜どうなっちゃうんだ!

いつ暗殺されるかわからない。
いつ裏切られるかわからない。
肉親ですら信用できない。
愛が純粋な愛かどうかわからない。
心許せる人間がいない。
軍事で負けたら、そのまま永久奴隷か、滅亡や死が待っている世界。

そういう力やエゴとエゴがぶつかり合う獣のような世界があったわけです。
弱肉強食、ピラミッド型支配の世界が、まさに地の時代でした。
倫理などあって無きが如し。
その中で、算命学が軍略として用いられていたのは、とてもよくわかるような気がします。何が起こるかわからない、一寸先は闇かもしれない不確かなこの世界に、確実な何か・・指針が欲しかったはず。

物事の流れを読むために、絶対的なこの世の自然法則を解き明かしたい。
そう考えたはずです。
だから、それにしっかりと応える学問・学者が大切にされたのです。

川の流れのように、時の流れに身を置く私たちですが、
流れの中にあって、ただどこに行き着くかもわからないまま流れていくのか、
それとも流れに逆らわないようにしながら、自分の行きたい場所を定めて、うまく流れに乗って岸にたどり着こうとするのか。
実学算命学は、後者の生き方のためにあります。
人生の気の設計図を読み取り、積極的に人生を生きるための、軍略なのです。





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