HSP気質を、鬼滅の刃モードと呼ぶことにするアニオタカウンセラーの日曜日。

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鬼滅の刃 無限車編、ご覧になりましたか皆さん!!
わたしは映画館でも観ましたし、漫画も読破したうえで、昨日改めてテレビで見て、やっぱり泣きそうになってしまいました…
そして今日、その録画を見て、また…(笑)

鬼滅の刃と言えば、心優しい主人公の少年、炭治郎。彼は鼻が利き、「優しい人の匂い」「怒っている匂い」「憎しみの匂い」など、人や鬼の気配を匂いでかぎ分けます。
そして大人気のお調子者キャラ、善逸。彼は耳が良く、人の足音や心音に至るまで聞き分け、当然微かな声も聞き逃しません。
更に猪の頭を被ったこれまた特徴的なキャラ、伊之助。彼は触覚、というか肌感覚が鋭く、遠くにいる敵の気配や、殺気をビリビリと感じ取り、後ろからの敵の攻撃すら感知します。

そんな彼らの「五感の鋭さ」って、HSPの敏感さと似ているな。って思ったのはここ最近のこと。
HSP(Highly Sensitive Personの略、人一倍敏感に物事を察知し繊細に気にしすぎる特徴の人のこと)は、よくボウルとザルで例えられます。
たいていの人はザルなので、自分に引っかかる何かや、大きいものしか引っかからずに多くのことを流して生きていけます。一方、周囲の刺激、影響、すべてを真っ向から受け取り、生真面目に溜めていくのがHSP。
当然それは、他の人なら「聞こえない」というより「聞こうとしない」人の声であったり(善逸みたいですよね!)、
他の人なら「分からない」というより「分かろうとしない」人の顔色であったりします(伊之助みたいじゃないですか?敵意というか、他人の機嫌が悪いことをビビッと感じちゃいますもんね)。
そんな、他の人には聞こえない声も聞き取り、分からない顔色もうかがい、
何なら「あれ、この人、何か本心を隠している気がする」とか、
「どうしたんだろう、普段ならこの人、こんなことしないのに」とか、
そうした「違和感」を敏感に察知しします。

それって、もはや、鬼滅の刃状態なのでは?????
そう気づいたとき、HSPである自分をまたひとつ好きになれました。
(単純に、小さなことも喜べるのがHSPの良さですね。)

HSPであること、敏感であること、繊細であることに悩むみなさん。
あなたたちは誰しも、「ストレス」という鬼と戦う鬼殺隊。
そしてみんな、炭治郎であり善逸であり伊之助です。
ちょっと楽しくなりませんか?

わたしも、教師生活を振り返ったとき、本当に辛いことばかりでしたが、このHSP気質が、………いや!今回は敢えて「HSP気質」を「鬼滅の刃モード」と言います!笑
(話を戻して…)本当に辛いことばかりでしたが、この鬼滅の刃モードが、何度もわたしと生徒を救いました。

目の前に対峙する生徒、その子が「本音を言えていない」という肌感覚。「何か隠している、我慢している」という嗅覚。「それでも助けを求めている」というヒリつく感覚。
しばらく、それに気づけたのは「運が良かった」「相性が良かった」「全力でぶつかれば生徒は応えてくれる」などの薄っぺらい世間の言葉で片付けていましたが、
きっとそれに気づけた理由を具体的に言えば、相手の体温と脈拍の上昇や声色の変化、呼吸の上下、体の揺れなど、わたしに「違和感」を抱かせるたくさんの知覚的要素があり、わたしはそれをすべてボウルで受け止めていたのだと思います。
そのおかげで、目の前の生徒に適した判断と声掛けができた。そのことが、信頼関係に繋がっていった。

だから。自信をもって言います。
HSP気質は、至高の強みなのです。

他の人には倒せない鬼が倒せる力。
他の人には分からない世界を体験できる力。
未知の、無限大の強みです。

嗅覚と聴覚と触覚に敏感であること、繊細であることを、炭治郎と善逸と伊之助が弱みに感じているシーンがありましたか?
いえ、寧ろ互いのその感覚を頼りにし合い、「伊之助が言うなら間違いない」などと、助け合って信頼し合っていませんでしたか?

HSP気質も同じです。
頼られ、信頼される価値ある個性。それが「繊細である」「敏感である」という性質です。
そんな自分をまるっと受け止め、肯定し、賞賛して、生きていきましょう。
自分でできないならば、わたしがします。あなたを全力で受け止め、肯定し、賞賛します。
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どうか、あなたの中の「刃」を大切に。
それは、あなたの人生における武器ですよ。

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