数えたいけど数えられない。
英語にはそんな「数えられない名詞」(uncountable noun)という厄介なものがあります。
日本人にとって特に難しい英語の特性になります。
と言うのも、日本語は数えられる、数えられないに関わらず名詞はそのまま使いますよね。
本を読む。
友達に会う。
木を植える。
水を飲む。
空気が乾いている。
しかし、英語はそうはいきません。
数えられる名詞には単数だったら「1」を意味する「a」をつけたり、複数だったら語尾に「s」をつけたりします。
〇 a book
〇 some books
一方、数えられない名詞には基本的には「a」をつけたり、語尾に「s」を付けたりできません。
✕ a water
✕ some waters
日本語にはない特性だけに理解がとても難しい。
数えられない名詞の覚え方としてよく以下のような分類がされます。
◆液体、気体
水(water)、雨(rain)、空気(air)、煙(smoke)など。
これはわかる気がします。空気は見えないから数えられないし、空から降ってくる雨粒も数えきれません。
◆元の形がわからないもの
パン(bread)、バター(butter)、紙(paper)、肉(meat)など。
元々大きなものをカットして提供されます。
元の大きさが不明なものは数えないとします。
カットして出されたものは、a slice of bread, two pieces of paper、a pat of butter(小さな四角のバター1個)など「a ~ of(~の部分は対象によって変わる)」を付けて数えます。
◆ひとまとめのもの
家具(furniture)、お金(money)、荷物(baggage / luggage)など。
家具は机や椅子や本棚などひとまとめで家具なので数えないとします。
個々の机や椅子は数えられる名詞です。
お金についても、お札やコインは数えられる名詞ですが、それらをひとまとめにした「money」は数えないとします。
◆抽象概念
love, peace, happiness など。
これも目に見えるものではないですし、love やpeaceやhappinessの捉え方は人それぞれですよね。ある人にとってはhappinessでも、別の人にとってはそうではないかもしれない。
従って数えない名詞となります。
いかがでしょうか。
なかなか難しいですよね。
が、さらに難しい数えられない名詞があります。
それが魚や羊に代表される「群れる生き物」です。
魚・・・数えたいですよね。
群れをなす魚を見る機会なんてそうありませんし。
魚を食べるときはお皿に一匹だしね。
羊も然り。
確かに羊は群れで生活します。
ニュージーランドは羊の数が人の数より多いと言います。
実際、ニュージーランドの人口が約530万人であるのに対し、羊の数は約2360万頭らしいです。
数えてるし・・・。