ぐるっとパス2025第8回目はミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション、静嘉堂@丸の内、新宿歴史博物館です。ミュゼ浜口陽三と静嘉堂@丸の内は同日に、新宿歴史博物館は別日に行きました。
「浜口陽三展-黒の秘密」開催中(12/7まで) ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
最初に訪れたのは水天宮前駅からすぐのところにある「ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション」です。
浜口陽三は銅版画のなかでも「メゾチント」と呼ばれる技法の第一人者だったそうです。
■木版画と銅版画の違い
木版画は凸版版画で浮世絵が有名です。銅版画は凹版版画で緻密な線を出せるのが特徴。お札にも銅板画が使われているそうです。
■メゾチントとは
背景の微妙な明暗を作り出せる技法。最初に銅版全体(背景になる部分)に無数の細かい点や線を刻み、更にでっぱりの部分を削るやり方で、手間と時間がかかるそうです。
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版画にもいろいろな技法があるのですね。私は銅板画が凹版ということも初めて知りました・・・
浜口陽三氏は小さい物を好んだそうで、サクランボや、胡桃などが微妙な濃淡の「黒」と共に描かれている作品が多かったです。
■ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
水天宮前駅から徒歩3分
入館料 600円(ぐるっとパスで無料)
●会場でいただいたパンフレット
●小さなカフェもあります。画廊のようなこじんまりしたところでした。
●展示品の撮影は不可。館内のショップの様子
曜変天目茶碗で有名な静嘉堂@丸の内
次に訪れたのは静嘉堂@丸の内美術館です。以前は世田谷にあった美術館で曜変天目茶碗で有名です。
天目茶碗は中国の天目山由来の茶碗です。中でも最上級とされるのが、曜変天目茶碗。漆黒の器の内側に大小の斑紋があり、それが光の加減で青や玉虫色に輝いて見えます。
曜変天目茶碗はとても貴重なもので、完全な形で残っている国宝は世界で3つだけ。すべて日本にあり、静嘉堂@丸の内の曜変天目茶碗は斑紋がくっきりしていて最高級とされているそうです。
今回の展示会では前期も後期も曜変天目茶碗を見ることができます。それ以外には室町時代、江戸時代の日本画、中国伝来の水墨画などが数多くあり充実した内容でした。
■静嘉堂@丸の内
地下鉄千代田線二重橋前〈丸の内〉駅 徒歩3分 明治生命館1F
入館料 1500円(ぐるっとパスで200円割引)
●館内写真。風格と品がありました。
●曜変天目茶碗以外はすべて写真OKでした・・が、ブログにアップしないでと書かれていたので、パンフレットの画像だけ控えめに載せておきます。下の茶碗が曜変天目です。
昔の新宿を知ることができる新宿歴史博物館
新宿歴史博物館は、新宿の歴史に関する資料や展示があるところです。ここは絶対に行こうと思っていました。昔の新宿の町並みの模型や一般家庭の賃貸家の様子、カフェや酒場町の縮小模型が展示され非常に面白かったです。
撮影OKの箇所とNGの箇所がありました。酒場町の縮小模型は撮影NGだったのが残念です。ガラス越しの模型でボタンを押すとネオンが点灯、当時の音楽が流れました。3回ほどボタン押したかな。楽しかったです。
特別展は「新宿駅開業140周年記念 Shinjuku grand terminal」~12/14でした。新宿駅開業当時の駅舎や京王線、小田急線、西武新宿線が乗り入れた当時の写真、駅を利用する人々の写真が展示されていました。将来の新宿駅も。
特別展は資料が多めでしたが、当時の駅や人々の様子を写した写真は貴重だと思います。
■新宿歴史博物館
四ツ谷三丁目駅から徒歩12分
曙橋駅から徒歩8分
入館料 常設展と特別展のセット券 500円(ぐるっとパスで無料)
●常設展。江戸のくらしと新宿
●江戸時代の内藤新宿の様子(模型)
●江戸時代の商家
●新宿にゆかりのある文人たち べらぼうでおなじみの人達が・・
●ちんちん電車
●昭和 10 年 頃の文化住宅。和洋折衷の家が庶民のあこがれだったそうです。
●中から写真を撮りました。ここは洋部屋になっています。
●台所は純和風
●特別展は写真撮影禁止でした。パンフレットの画像
ぐるっとパスも後半に入りました。結構周りましたが、まだ行きたいところが5つ以上残っています。期限まで回り切れるかどうか・・