べらぼう第47回 「饅頭こわい」は予想外の展開に・・

記事
コラム
べらぼう第47回は、予想外の展開でした。一橋治済が定信達の罠にハマり島流しになったのです。

第46回「曽我祭の変」のあらすじ

まず46回のあらすじから・・

蔦屋は曽我祭(歌舞伎役者の興行)の地に臨時出店し写楽の役者絵を大量に販売します。絵は飛ぶように売れ、同時に「写楽の正体は源内では?」との噂も立つようになりました。目論見通りです。

そして「大崎」が登場。大崎は尼寺に隠れていたところ定信達に捕らえられました。そして「源内」を餌に一橋をおびき出すよう言いつけられます。

しかし一橋は陰謀を見抜き、独饅頭で反撃。大崎にも「饅頭を食べよう・・そ~た~が~な~」と饅頭を食べさせ殺してしまいます。大崎は裏切りを一橋に気づかれたと悟り、覚悟の上で饅頭を食べたようです。
****
蔦重の元に戻った歌麿は、どこか吹っ切れた様子でした。自分から肩を組んでみたりして。仲間と楽しそうに役者絵を作っている様子も印象的でした。(写楽の絵は歌麿と絵師達の共同作業で完成したとの位置づけで描かれました)

一橋のそっくりさんが登場-大河ドラマとは思えない展開に驚き

では、本題の47回「饅頭こわい」についてです。

この回では、なんと一橋のそっくりさんが登場します。そっくりさんは、定信達が一橋の替え玉として用意していたものでした。

何これ?民法のサスペンスドラマですか?まさか大河ドラマでこんな展開になるとは思いもしませんでした。

「一橋そっくりさん」は史実では写楽の正体とされている「斎藤十郎兵衛」と名乗ります。なにこれ?(二度目)。つじつま合わせのために名前だけは出しておいたよ~みたいな感じ?最終話で話がつながるのか、よくわかりません。

最大の何これ?(三度目)は、一橋が眠り薬を飲まされ、島流しになることです。実際は、島流しになった事実はなく一橋は家斉の父としてその後も長期間権力を持ち続けたようです。
***
多少の創作は必要と思いますが、ここまで違うと大河ではなく、民法のサスペンスドラマに近い感じになってしまいますね。これはこれで面白かったのですが・・・

脚本家の森下さんが伝えたかったこととは?

これは完全なる私の推測ですが、一橋が長期に渡り暗躍したという史実をひっくり返してでも伝えたいことがあったからではないかと思います。

版元として活躍した蔦重ですが、歌麿をはじめ、たくさんの戯作者や絵師が関わっていました。周りの人たちの協力を得ながら蔦重が「書を持って世を耕した」そこに焦点を合わせて描きたかったのかなと・・

47回では定信が「恋川春町は神だった」「私にとって耕書堂は神々が集う場所であった」「あんなに厳しい政策にしなければよかった」と謝りに来ました。

心温まるいいシーンでした。「書物は人の心を豊かにする」と、伝えたかったのでしょう。

実際には、このような二人のやり取りはなかったとは思いますが、

今のようにテレビもネットもなかった江戸時代の人々にとって(庶民でも偉い人でも)心を満たすものは絵や書物だったことは間違いないので、これはこれで全然OKだと思います。

最終話に期待!

最終話では、ついに蔦重が最期を迎えるようです。皆で「屁踊り」をして蔦重を看取る、そんな予告になっていました。

私はこの予告を見ただけで涙が出ました。いよいよ12月14日がクライマックスです。リアルタイムで見れないのが残念です。



サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら