分子整合栄養医学は生活習慣の改善を基本にサプリメントも同時活用していく治療法です。様々な心身の不調を薬に頼らず治す(または改善させる)事を目的にしています。
分子整合栄養医学を掲げているクリニックに行くと血液検査などを元に、個別にサプリメントの種類や量を教えてくれます。ただ、この治療法は自費なので高いのです。
・・と言う事で、クリニックには通わずsnsで仕入れた情報を元にサプリメントを取っている人は多いです。私はそれを否定しません。ただ、自己判断でサプリメントを取る場合の注意点もあります。
サプリメント大量摂取の危険を知る
SNSで影響力のある医師に触発されサプリを試す人がいます。実はそれで体調崩している人は多いのです。
特に「プロテイン」と「キレート鉄(吸収しやすい鉄)」を飲んでいる人。
プロテインは
胃腸が丈夫な人やスポーツ選手には有効ですが、食が細い人がいきなり沢山飲むとアミノ酸まで消化されず腸内環境を悪化させます。
鉄は
諸刃の剣と言われ安易に沢山とれば肝機能障害を起こすこともあります。
また、有経女性でも鉄が身体に溜まっている人がいます(鉄の蓄積は通常の血液検査では分かりません。)
ビタミンDの高容量摂取でマグネシウムが不足する
高容量のビタミンDサプリでマグネシウムが排泄されてしまいます。そのためマグネシウムも多めにとらないとマグネシウムが欠乏し足がつったりする事に
他には、単体亜鉛の大量摂取で銅欠乏性貧血が起こる事もあります。
市販のサプリは効果に乏しいものも
国民生活センターの報告によれば、市販のサプリメントは腸の中で溶けず吸収されていないと思われるものが4割に上ったそうです。吸収されなければ効果はないのが当たり前ですよね。
また、サプリは食品扱いなので成分が一定していない物が多いそうです。同じ容器の、一つの粒にはビタミンが100㎎、もう一つの粒には50㎎しか入っていない‥と言う事もあるのです。
吸収しやすいサプリメント(キレートサプリ)の危険性
もっともリスクがあるのが、ミネラルを吸収しやすく加工してある海外製のものです。
鉄、亜鉛、カルシウム、マグネシウムなどの吸収されにくいミネラルは海外ではほぼすべて吸収しやすい形に加工して販売しています。ちなみに日本ではこの形のサプリメントは販売できません。
しかし、キレートミネラルは吸収経路が違うので体内で不足していなくても身体に入ってきてしまう事があり、前述したように身体に悪影響を与える事も・・ミネラルの大量摂取は副作用が多いので注意しましょう。