第四回 布施 ~法施~

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コラム
前回はお釈迦様が教えられた、「六つの幸せになる種まき(幸せになる行い)」をご紹介いたしました。

今回はその内の一つ「布施」についてお話いたします。

「布施」とは、一言で”親切”ということですが、色々の親切、「布施」が説かれています。

大きく、「財施」「法施」「無財の七施」が、説かれます。
今回はその中の「法施」についてです。

〇「法施」

法施とは、人(命あるもの)に仏教の真実を伝えることを言います。
それが信頼に値するものであれば、伝えるということはとても大事な尊い善行になります。

もちろん、それを選ぶかどうかは、それぞれの方に委ねられますが、情報が入って来ず選択肢にもない状況でしたら、たとえそれらが妥協案であっても、知っている情報の中から選ばざるをえません。

例えば、重い病にかかった時、よい病院や腕のいい医師があったとしても、情報として入って来なければ、元より”選ぶ”ということができません。

ですから、どんなことがあっても絶対に崩れない本当の幸せになれる仏教の真実を、お一人お一人にお伝えすることは、大変に尊い布施行なのです。

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