「1932年以来90年ぶりNYダウ8週連続続落」

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マネー・副業
 昨週末でニューヨークダウが、あの大恐慌の時期の1932年以来の8週連続続落との記事が目に入った。
 なるほど、新感染症によるパンデミック、そしてロシアのウクライナ侵攻そしてその出口でのインフレと急激な利上げという、確かに何十年ぶりかでの大きな情勢変動にさらされてそのぐらいのことは起こっても不思議ではない状況である。
 この局面で、仮想通貨、グロース株というリーマン以来期待先行で上げてきたバブルが完全にはじけた、はじけつつあるということが誰の目にも明らかになってきている。これは見える人には既にバブルと見えていたわけであり、ある意味でそれが剥がれただけということでもある。
 しかし一方で、米欧の軍産複合体、オイルマネーは完全に生き返っている。あるいはロシアでもそうなのかもしれない。これはどういうことか?私は、リーマン以来の成功投資家がうろたえているというようなことを書いているのは、こういう一つ二つ深読みをして今後の情勢判断をしていかなければならないということを示しているつもりだ。
 今日(5/22〈日))の産経新聞5面日曜経済講座で田村秀男さんが、チャイナ経済の惨状と資本逃避が始まったことを記事にしている。やはりかなりチャイナの状況が悪いことが見てとれる。
 米欧の経済、巨大金融資本そしてチャイナ金融経済などマクロミクロの情報を総合的に見ながら、個人投資家と言えども投資判断をしていかなければならない。そういうなかで本日本欄で引用した情報などを参考にしながら、是非着々と投資を進めていただきたいものと思うが、これら情勢を見る限りマクロな日本株、特に優良バリュー株の今後に向けた判断には変更を加える必要はなさそうである。少なくとも私はそう思う。
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