「やはり仮想通貨は暴落する」

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 5/20の日経に「エルサルバドル「実験」の行方 ビットコインが急落」との記事が載った。
 エルサルバドルは、IMFの制止にもかかわらず、ビットコインを法定通貨としてきたが、ここへきて21年11月の段階の半値に暴落したため、国債の利回りがなんと60%に暴騰(価格は暴落)してデフォルトの危機にあるという。ムーディーズはデフォルトの一歩手前と格付けしているとも言う。
 5/12の本欄で「仮想通貨は暴落するのじゃないか」というブログを掲載したが、やはり本格的に仮想通貨暴落のスジが見えてきた気がする。従来FRB(米連邦準備制度理事会)が仮想通貨を敵視していること、加えて今回の記事でも触れられているように、金融界の元締めのようなIMFやムーディーズが仮想通貨を突き放していることから考えて、潰せるバブルとしてターゲッティングされているように見えるからだ。
 してみれば、金融界として、今の行き過ぎたバブルをどうやり過ごして次の手を打っていくか、というシナリオの中に、潰せるバブルとしての仮想通貨というものが入っている可能性がある。一方では実体経済として、オイルマネーと軍産複合体経済の復活が日に日に明確となっている。
 こうした複合的な形でバブルの後始末をしていきながら、将来のニューヨークダウの上昇シナリオを作っていこうとしているのかもしれない。
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